いろいろな情報が錯綜する中、私たち対策本部で一番心配していたのが志津川地区の加茂川融さんと山内孝明さんでした。
テレビであれだけの映像を見せられたし、地図で事務所の位置を確認してみて、本当に心配していました。
先ほど突然に加茂川さんご夫妻が土地家屋調査士会館にいらっしゃいました。
対策本部一同、驚くやら、嬉しいやら、涙が出ました。
加茂川さんご夫妻とお母様は1分の差で津波から逃げられたとのことでした。
目の前をご自宅兼事務所と車が津波に飲まれるところを見たそうです。
一瞬の判断と多分の偶然が生死の境を決めているようです。
会館の側に加茂川さんの娘さんが住んでいるので、ここまで会いに来たとのこと。
お話をしているうちに娘さんが会館に来て涙の対面でした。
私たちも一緒に泣きました。
加茂川さんのお話によると、山内さんも無事だとのことでした。
毎日無事の連絡が増えています。
このままパーフェクトで行きたいと願っています。