2011年4月5日火曜日

Q&A被災地支援マニュアル その6 寄せ書き

Q)支援物資を送りたいのだけど、何を送って良いか分かりません。

A) 物資のニーズが分からなければ、声だけでもかけましょう。それだけでも大きな支援になります。

解説)
避難所で必要な物資は日毎に変わります。
そのニーズを捉えることは、なかなか難しいです。

できれば、一度被災地に行った時に、被災者の中の誰かの連絡先を教わり、その人に直接連絡をして個人的にニーズを聞くのが一番良いと思います。

ただし、いずれ物資は自分たちでも入手できるようになります。

最後まで欲しいのは、声援です。
応援しているという心が届くことです。

現地の復興は、支援物資からの脱却だけではないのです。
長い長い闘いの末に掴むものが復興です。

今、家も職場も流された人たちがたくさんいます。
この人たちは命がけでここまで来ました。
今、少し「ほっ」としています。
ここで初めて先を見て、将来の不安を感じています。

また、その人たちは、むしろ避難所から出されてからが、大変でしょう。

収入源も無くなったので、辛いでしょうね。
心が折れそうになることも多いでしょう。

ですから、皆さんのお声掛けが、大きな支援になると思います。
物資は今だけで結構です。

でも声がけはこれから長い間続けてください。
訪問、電話、手紙、メール、どれでも結構です。

支援物資の箱に応援の言葉を書いてくださった物があります。
あれは嬉しいです。
特に手書きがうれしいです。
お手紙が入ったものがあります。
これも嬉しいです。

先週、岡山会有志の皆さんから寄せ書き付きのTシャツを戴きました。
これも大変嬉しく、勇気づけられました。