2010年11月23日火曜日

iTunesで映画をレンタル

最近、このブログから映画ネタが減りました。
ここのところ、仕事やら会務やら雑用(実はこれがほとんどですが)に追われ、なかなか夜21時からのレイトショーも観られないほどの状態でした。
そういうときは、撮り溜めしていた映画を自宅で深夜に見る訳ですが、睡眠時間のこともあり、それも難しい感じでした。
もともとレンタルDVDには行っていませんでした。借りるのは良いのですが返すのは面倒ですし。

と言っていたら、AppleのiTunesで映画の配信を始めました。
ネットで決済し、欲しい映画をその場でダウンロードし、iPadやiPhone等に転送できるのです。勿論コンピュータでそのまま視聴することもできますが、私はiPadに転送して観てみました。
これは良いですね。古い映画ですとレンタル(48時間)で200円から。返却しなくても期間が過ぎると勝手に消えてくれるようです。私のニーズに合っています。

大画面でないと・・なんて贅沢も言いません。
出先で観ると言うことは、何かの待ち合わせ等の隙間時間に観るということです。つまり断片的に観ると言うことで味わいが無くなると言う人がいますが、それも仕方ありません。
例えば味わい深い小説等でも皆さん断片的に読んでいるでしょう。
ご託を並べて何もできないより、少しでも進んだ方が良いと思っています。

早速先日の青年土地家屋調査士全国大会in愛知の往復の移動時間に映画を観ました。
これは最高と思う反面、レンタル業界にはかなりの影響が有るだろうとも思いました。

一企業が始めた事とは良いながら、ソニーのWalkmanの発表で、世界の重厚なオーディオシステムの市場が失われ、iPodの発表で世界のCDショップの売上げが減少しました。
その影響でしょう。先日の一番町のHMVが閉店になってしまいました。
また、amazonの台頭で、小さな書店は存在意義の再構築を求められています。
世の中は便利で役に立つ方法を求めているのです。古い考え方や面倒な手続きは踏みたくないのです。
自分が欲しいものをただ実現するだけなら自分でネット検索すれば大抵のことができます。

でも本当は提案型のCDショップや書店なら残る可能性があります。知識が豊富なプロが薦めるものも参考にしたいはずです。この部分が本気なら残れるでしょう。逆にここが中途半端ならもっとコスト倒れになるのでしょうね。

世界の潮流を感じながら、我々の業界を考えたりしています。