台風が来ています。
昨日8月31日が二百十日でした。
先人たちは、アメダスも無い頃から、長年の経験で台風が来ることを知っていました。
私たちの時代、天気予報すらバラエティショー化されて情報が多くなった分、本質を見失っているのではないでしょうか。
シンプルにそろそろ台風が来ると信じて備えていれば良かっただけです。
大震災もそうです。
台風より周期が長いだけで、日本列島に住んでいる限り、必ず来ます。
先人の警告はたくさん有ります。
波分神社、蛸薬師、様々な警告文を書いた石碑等々。
それらをシンプルに信じないで、「それは迷信だ」と決めつけて生活を続けて、被災してしまいました。
嫌なことは考えずに、刹那的に生きているのでしょうか。
しっかりと防災準備をしている人を見て、「大袈裟だ」と笑ったりしていませんでしたか。
あの東日本大震災からまもなく半年経ちますが、被災地以外の人はもちろん被災地の人も含めて大半の人たちは、根拠無く喉元を過ぎた気分ではないでしょうか。
でも、まだ宮城県では避難所生活を続けている人たちが、昨日現在で3711人います。
このような状態を、先人に聞いたら、もう大丈夫と言うでしょうか。
1923年(大正12年)の今日9月1日に、あの関東大震災が起こりました。
その教訓を忘れないという意味と、台風が来る時期の備えを促す意味を込めて、今日9月1日は「防災の日」と定められました。
全国の皆さん
シンプルに考えれば、大災害は必ず来るのです。
それは今日かもしれないのです。
それは今日かもしれないのです。
いつ来るかとバラエティの地震情報を見ている間に、防災チェックをしましょう。
せめて今日、災害時には連絡の付かない家族や仲間との連絡方法だけでも取り決めをしておきましょう。