9月17日に福島会で研修会が開催されました。これは会員の皆様にも事前にお知らせしたものです。
内容は、以下のとおりでした。
(1) 土地家屋調査士倫理規程について
野地 良宏 顧問
(2) 放射能と今後の対処について
独立行政法人 日本原子力研究開発機構(JAEA)
福島支援本部 福島事務所長(上席技術主席)
石田 順一郎 先生
(3) 大震災からの復興と土地家屋調査士の業務
(阪神・淡路大震災から学んだ調査士業務と制度)
“あの日から16年~筆界特定制度もADRもみんなコレから始まった”
兵庫県土地家屋調査士会
藤原 光栄 先生
2番目の放射能のお話は、まさに被災中の福島の皆さんにとって大きな関心事です。
一時間だけの研修でしたが、事故概要と今後の対応ということで説明が有りました。
質問についても、実際の放射能の影響と、除染についての話題が中心でした。
3番目の藤原光栄先生は、阪神淡路大震災の際に、神戸支部長として活躍した土地家屋調査士で、今までも全国でその時の体験等をお話ししてくださっている先生です。
公嘱協会主催で一度宮城でも講義をしてもらったことが有りますね。
震災後半年で、そろそろ現れ始めた地域の問題に対応するために、阪神淡路大震災では、土地家屋調査士がどのような判断基準で、どのような行動をされたかをお話になりました。
既に宮城会会員の皆様にはお知らせしたように、宮城でも藤原先生の講義をお聞きする研修会を開催します。10月28日です。
今回の東日本大震災の被災状況と、阪神のそれは全く違います。
地図の在り方も、国の政策も違います。
それでも土地家屋調査士の専門性は変わりません。
これから役所とタイアップして、地域の問題を解決するには良い指針となると考えます。
是非参加してください。
自分たちで計測して、来館する人たちへこんなメッセージを書かなければならないなんて。
こんなことを、いつまでやらなければならないのでしょうか。
藤原光栄先生(首タオル無しです) |
震災後半年で、そろそろ現れ始めた地域の問題に対応するために、阪神淡路大震災では、土地家屋調査士がどのような判断基準で、どのような行動をされたかをお話になりました。
既に宮城会会員の皆様にはお知らせしたように、宮城でも藤原先生の講義をお聞きする研修会を開催します。10月28日です。
今回の東日本大震災の被災状況と、阪神のそれは全く違います。
地図の在り方も、国の政策も違います。
それでも土地家屋調査士の専門性は変わりません。
これから役所とタイアップして、地域の問題を解決するには良い指針となると考えます。
是非参加してください。
ちなみに、研修会場の会館の掲示板に上記の案内が貼ってありました。
当施設の放射線量測定値
9月12日(月)測定
(0.09)マイクロシーベルト/時間
こんなことを、いつまでやらなければならないのでしょうか。