2011年9月29日木曜日

被災建物滅失調査

被災建物の滅失調査について、先日の説明会後、各班が動き始めました。
私の所属する班も、昨日建物の調査に入りました。

被災地を何度見ても、毎回津波の恐ろしさを感じます。
今日の晴天の元、青い穏やかな海が、あの日こんなにも暴力的な破壊をしたのかと思うと、とても信じられず、とてもとても恐ろしくなりました。

私の担当した場所は若林区の井土地区です。
ほとんどの建物は形も有りません。
残っている建物でも、このような有様です。





この地区でも2階まで波が来ています。


この地に再度建築ができるのか、仙台市の方針は出たようですが、まだ確定はできていません。
地権者にとって、お気の毒な状態です。




以下は井土新橋の写真です。
増水で水面が高く見えるようですが、実は周辺一帯の地盤が1mほど沈下したので、このような状態になっています。