2012年4月17日火曜日

ベガルタ仙台レディースvs常盤木学園高校

4月15日はベガルタ仙台レディースが発足して初めてのホーム戦でした。
しかも会場はユアテックスタジアムで、相手は、なでしこチャレンジリーグ2連覇の常盤木学園高校です。
仙台ダービーになりますね。観客は集まりました。なでしこチャレンジリーグとしては、おそらく考えられない6500人超えでした。
私は一日中、仕事が有ったのですが、その時刻だけ抜け出してスタジアムに行ってきました。

ベガルタ仙台レディース(略して、レディ・ベガ♬)は、昨年10月14日のブログで紹介しました。
私はあれからとても楽しみでした。
東京電力女子サッカー部マリーゼとして活動していたチームが、あの被災でチームが休止となり、選手達はサッカーを諦めたりしたそうです。
そのマリーゼからベガルタとして環境も変わり、苦労しながら仕事の合間に練習を重ねた選手達が、どんなパフォーマンスを見せてくれるのだろうと思って、見に行きました。

実際、日本代表上辻など「上手いな」と思う選手もいるし、良いプレーも見られましたが、全体としては、まだまだ連携が甘かったですね。
チームの連携ははるかに常盤木が上でした。

あの被災で、休部を余儀なくされて、一年間試合を経験できなかったのですから、しょうがない部分も有ったのでしょう。
ちぐはぐな部分も多く含みながらも、ボールを支配して、強豪常盤木学園高校と引き分けたことは、評価できるでしょう。なにしろ、ちぐはぐな部分は、すべて「伸びしろ」と考えれば良いのですから。

J1で首位を走っている我がベガルタ仙台ですが、私は本当に弱かったブランメル仙台と言われた頃から応援しています。
あれから15年程でしょうか。
とてもとても時間がかかりましたが、確実に強くなりました。
「伸びしろ」を長い時間楽しめたということもできます。

レディ・ベガについても、時間を作って応援に行き、長い時間をかけて育つのを楽しみにしたいと思います。

ところで、私たち土地家屋調査士業界には、「伸びしろ」がどれだけ有るのでしょうか。
無限に広がっているのでしょうか。それとも伸び切ってこの程度なのでしょうか。
また「伸びしろ」は、それを生かすための努力が無いと意味が無い、という自覚も必要ですけれどね。