私は土地家屋調査士のバッジを付けている方々に必要と言われれば、今まで、依頼者がブロックでも、他の調査士会でも、他会の支部でも、任意の勉強グループでも、全国に伺っています。個人からの質問にも、毎日のようにメールや電話で答えています。
私自身、補助者経験が無いので、新人の頃に独学で身につけて来ましたが、「あのときにこんなアドバイスがあったらもう少し苦労しなかったかも知れない」と思うことがたくさん有ります。それらを、伝えるために動いているのです。
適切なアドバイスと、志を同じくする仲間がいれば、上達は加速します。
その意味で全国に設立されている、または設立準備中の「青調会」もしくは「青年土地家屋調査士会」などはとても有意義な仲間だと思います。
さて、3月30日に大阪で「大阪青年土地家屋調査士会」の設立総会が開催されました。
私もお声を掛けて戴いたので、喜んでお伺い致しました。
さすがに大きな大阪会からの設立ですので、役員だけでも監事も入れて20名、入会者も80名以上の大勢の方がいたようです。
以下は懇親会で挨拶する初代会長の真鍋さんです。
スローガンは「所得倍増計画」だそうです。
昔の人間には懐かしく、でも今一番新鮮な言葉かも知れません。
青調会は、変な圧力団体のような全国組織を作る必要は無く、各地でその土地と構成員に合った独自の勉強会で良いと思います。
もっと政治的な動きをしたかったら、回りくどいことをせずに、会長に立候補すれば良いのですから。
その上で、全国各地の青調会との懇親を深め、新しいアイディアを交換しながら、高めていくことが必要だと思います。
どうしても若い方々の勉強会は、どんなにリーダーが、頑張って引っ張っても、数年でマンネリ化することが多いからです。
新人が入会して「仕事が無い」と愚痴を言っている暇があれば、自分たちで動き始めることはとても良いことだと思います。私も新人の頃、仲間がとても支えになりました。
何か困ったり迷ったら,遠慮無く声を掛けてください。
全国の頼もしい仲間が付いていますので。