正確には「日本土地家屋調査士会連合会特定認証局電子証明書」と言います。ちょっと長いですね。
早い人はもう新しいカードで登記申請していることと思います。
私も申し込みを済ませました。
この申し込みは、有効期限満了日の一か月半前までに利用申し込みをして欲しいとのことです。
私の事務所に送られた申込書の記載によると、震災のために日調連から送付することが一時保留されていたようです。よって通常よりも少し余裕がない日程で送られてきています。
「期限満了日まで余裕だな。」と思っていますと、申込期限が一か月半前ということで慌てるかもしれません。もう一度、ご自分の有効期限と、申し込みの有無をご確認ください。
また、まだオンライン申請を始めていない会員は、そろそろ始めてみてください。
以前研修会で説明したころよりも、最近はかなり便利になりましたよ。
問題が無い訳では有りません。
添付図面の処理の技術的問題や取扱い時刻の問題、一番大きいの添付情報の取扱いの問題です。
添付図面の処理については、まだ技術的問題が残っているようです。
また、取扱い時刻に関しては、平日の8時30分から20時までですね。以前よりは対応時刻が長くなりましたが、他の365日24時間対応のオンラインサービスに慣れていると、ちょっと不便ですね。
添付書類の問題とは、表示に関する添付情報の非定型性からくる問題です。これが、巷で「半ライン」と言われる原因です。
不動産登記法で調査報告書を位置づけたのは、この添付情報の解決の為だったはずですから、もっと土地家屋調査士の調査を信用してくれれば、簡単に解決するのですけどね。そうすれば、オンライン申請率は、間違いなく倍になりますね。
ですから、まだオンラインのシステムは不完全です。
しかし、皆さんも同意見だと思いますが、一度オンライン申請を始めると、今のままでもメリットが有ることを感じると思います。
少なくても、私はもう書面申請に戻れないと思います。
そんな状況で有効期限が切れたら、大変不便です。ブランクができないように、申し込みについて再度ご確認ください。