震災から2ヶ月が過ぎました。
あれから沢山の出来事がありました。濃密な2ヶ月でした。
それ以前の自分のブログを読み返してみて、震災前がすごく昔のような気がします。
しかし、仮設住宅も、地域復興も、原発処理も、何も解決されていません。
小さな話では、私たちが復興の為に動こうとする業務もまだ何も有りません。
被災地は建築制限がかけられています。自分の土地に再建もできません。いつどのような解決をする為にこの制限があるのかの具体的で明確なビジョンも示されていません。
原発を抱える福島は本当に気の毒です。
建物が無事に建っているのに、そこに住めないのです。仕事もできないのです。
家族も仕事も失った避難所の被災者は、生きているのが辛いのです。
今日の生活が過ぎていれば無事なのでは有りません。
物資も法律相談も確かに必要です。
でも、今被災者に一番必要なものは、「未来への希望」なのです。
政治家に一番求められるのは、この希望を掲げて「だから国民全員で頑張ろう。」というメッセージなのです。
必死で闘っても、ボーっとしていても、こうして日が過ぎて行きます。
半年後のブログに、「まだ何も解決されていません。」という投稿は書きたくありません。