昨日10月27日に土地家屋調査士試験の筆記試験合格者が発表になりました。
仙台管区で23名の合格でした。昨年は25名でしたね。
苦労して合格なさった方々は、心からお祝いを申し上げます。
我が宮城会常任理事のS部長のお子さんが合格したとのお話しが届いています。
重ねて嬉しい知らせでした。(口述試験が終わったら実名を出しますね。)
筆記試験を合格なさった方々は、次の口述試験を突破して、早く土地家屋調査士の仲間に入ってきてください。
さて、合格者の皆さん、事務所開業が不安なんでしょうね。
でも、昨年も書きましたが、今が入会に最適な時期なんです。
土地家屋調査士は企業に勤めながら使える資格ではありません。
それは土地家屋調査士法違反になります。
この資格は事務所開業前提の資格です。
ですから、一生懸命勉強して合格なさった方々には、開業して報われて欲しいのです。
個人業は、勤め人の頃よりは努力を求められます。
かなり辛いかも知れません。でもその努力は総て還ってくるのです。
昨年入会の会員は、「自分で決めた毎日だからストレスが無い。」と言っています。
受験生の皆さんは、組織の年功序列が嫌だから、自分の実力で生きていこうと思ったのでしょう。
でしたら、その道が開けたのです。
努力の仕方は土地家屋調査士会が教えましょう。
逆に努力しそうも無い方には、早めに引導を渡しましょうか。
開業の不安は理解できます。
よければ、何時でも相談に乗ります。
もちろん口述試験の前でも結構です。
宮城会以外に入会予定の方でも歓迎です。
遠慮無く相談に来てください。
残念ながら次点だった方々は、おそらく何か勉強方法に問題があるかも知れません。もしよろしければ、受験のアドバイスもできますよ。
私が以前LECでお話しした動画があります。受験から開業までの参考になるかも知れません。
LEC法律文化のページから、下にスクロールして09年03月01日収録を捜してみてください。
「土地家屋調査士として生きる~どうすれば一人前の調査士になれるか」というテーマでお話ししています。
もちろん動画より、直接相談にいらっしゃればしっかり説明致します。
一人二人の近くの土地家屋調査士を見て、すべてを把握したつもりにならないで欲しいのです。宮城会は面倒見が良いですよ。