昔は日本中、みんな「ホッチキス」って言ってたと思うんだけど。
ホッチキス(ホチキス)は、紙に「コ」の字形の針を刺し通し、針先の部分を両側から平らに曲げて、紙を綴じる道具である。英語の一般名詞としては通常、ステープラー(Stapler)と呼ばれる。JIS規格上の名称はステープラ。 ごく限られているが、ジョイントと呼ぶ地域(宮城県北部等)もある。(以上、wikipediaより)
・・・と調べたら、宮城県北部では「ジョイント」って言うと記載がありました。
そう言われると、昔父の転勤で幼稚園は栗駒町の岩ヶ崎幼稚園だった頃に、そう言ってたような覚えがありますね。
さて、このステープラですが、地味な、でも確実な改良をされていますね。
まずはフラットクリンチ型と言われるタイプで、綴じた針の形が平面に収まるものが有ります。このタイプは、かなり普及してきました。
また仮綴じ用として針が外側に曲がるものもあります。
他には針を90度回転させた位置で止めるものもあり、場面によっては何にも替えられない使い方ができます。
もっと地味な改良ですが、少し大きめで、僅かな力で止められる工夫がなされているタイプも出てきました。これなどは、実際に使ってみると元のステープラに戻れませんよ。
左が少し大きくて、力の要らないステープラ |
最近注目されているのは、針無しステープラです。
この針無しステープラは、針を使わず、紙を切りその切り先を,切った穴に折り込んで止める機構です。これは面白いです。せいぜい10枚程度までを綴じるものですが、普段使いで要求される綴じる強度は十分と思います。
またこの針無しステープラの二穴タイプは、ちょうど止める為に切り取った穴の位置が、二穴ファイリングする際の穴の位置に合っているので、綴じて直ぐにファイルできるメリットもあります。
一番のメリットは、「長い間の保存で針が錆びることが無い。」ことと、「シュレッダーするときに針を外す手間が不要であること。」ですね。
ただし、しっかり穴があくので、再度コピーの原稿にするのは向きません。
文具店に行ったらステープラのコーナーに行って見てください。
以外と面白いですよ。