皆さん、そろそろ逃げられないことになってきましたね。
オンラインにより申請なされた建物表題登記の場合の租税特別措置法84条の5適用について、年内そろそろ始めなければ間に合いませんね。
この措置による所有権保存登記の登録免許税が軽減できることを法務局はインセンティブと言っていますが、土地家屋調査士にとってはインセンティブというより脅かしに近いものがあります。とは言え、やらないと土地家屋調査士として依頼者が減る可能性があります。
報酬から5000円値引けばよいとおっしゃっている会員さんもいるようです。
いつまでそんなこと続くでしょうか。
毎回値引きするなら、さっさとオンライン始めた方が得と思いますし、そんな小手先の対応では世間は評価してくれません。
あまり難しく考えなくても、今はいわゆる半ラインなのだから、別送方式などその部分だけ満たすのなら何とかなるのではないでしょうか。
会員の皆さんのオンライン申請への移行をお手伝いするために、土地家屋調査士会には、オンライン通信活用推進委員会という組織があります。
先月、そのオンライン通信活用推進委員会が新たに立ち上がりました。
佐々木尚委員長(仙台支部)を中心に、委員会のメーリングリストでも活発に情報交換を始めています。
法務省及び日調連の情報収集をはじめ、各支部のオンライン申請の研修会のサポート、独自の啓蒙活動なども企画しています。頼もしいメンバーです。
また、最近各支部も活発に以下のような研修を企画していますね。
総論研修の時期は過ぎているように思えます。これからは支部などの少数研修が有効だと考えています。
これらの研修や企画においても、何かお困りのことがあれば宮城会に遠慮無く声を掛けて下さい。
・仙台支部
7月29日宮城会研修会に企画で参加していただきました。
・登米支部
日時 平成21年10月24日 午前10時~午後2時
場所 迫公民館
場所 迫公民館
午前の部 パソコンの環境設定
午後の部 オンライン申請手続き
・仙南支部
日時 平成21年10月30日(金)午後1時30分~5時
場所 刈田郡蔵王町ふるさと文化会館(ございんホール)パソコン教室
講師 相澤 満 相談役
講師 相澤 満 相談役
そして公嘱協会の仙台支所も独自の研修会を開催されます。
日時 平成21年11月12日(木)午後1時30分~4時
場所 宮城県建設産業会館
内容 嘱託登記のオンライン申請
講師 佐々木 尚 オンライン通信活用推進委員長
講師 佐々木 尚 オンライン通信活用推進委員長
自分の支部の研修だけでは不安な方は、各支部の支部長さんにお声を掛けて、その支部のお邪魔にならなかったら研修への参加をお願いできるようなネットワークもできたら良いと思います。
なお、法務省のオンライン登記申請のソフトウェアが変わるようです。
これから情報を収集し、内容を検討します。
「変わるなら、変わってから始めれば良いので、まだ始めなくて良いな。」って言うんでしょ。
考え方から全部変わるわけではありません。そんなこと言ってたらCADだって使えないでしょ。
まず始めましょう。
宮城会がサポートしますから。