新人・・・どんなイメージを持つでしょうか。
何も知らない人というイメージでしょうか。
実は、新人は土地家屋調査士として新人だというだけであって、他の社会人としてはしっかりやってきた人が多いのです。
という事は、調査士の中で新人は一番世間の常識に近い感覚を持っているとも考えられます。
だから、新人に研修や広報について意見を聞くと、有意義な意見をいただく事が多いのです。
そうなれば、一番大事なことは、新人が遠慮しないで発言できる環境を作る事です。
今期の役員には、入会2年の山市恭弘君も理事として入っています。
彼には、入会前から身につけている簿記の技術を使って財務部の再構築をお願いしています。
3年目の竹中広喜君や4年目の赤間一秋君も、各々理事で活躍してくれています。
このキャリアで本会の理事というのは、あまり他の会では見られないことかも知れません。
私たち役員は、本気で土地家屋調査士の未来を語っているつもりです。
でも自分が引退しているだろう30年先まで本気で語れるでしょうか。おそらく実感を伴った発言は難しいでしょう。浮ついた空論になる可能性があります。
やはり実感を持って責任を持って発言できるのは、自分が調査士の最先端で働く自信がある近い未来まででしょうか。
新人の皆さんは、今の執行部役員が引退したあとも、この業界にいなければなりません。
その分多く制度などに対して発言して良いのです。
むしろ発言しなければならないのです。
土地家屋調査士の未来を皆で作らなければなりません。
「私達より20歳若い会員は、土地家屋調査士の制度について、その20年分未来を語る権利も義務もあります。」