2009年10月21日水曜日

フリクションボール

消せるボールペン「フリクションボール」の話題です。
発売されてもう1年。
爆発的に売れている商品なので、お使いの会員さんも多いと思います。

消せるボールペン、これは摩擦熱でインクが無色になるものです。

消せるボールペンは昔から有りました。
書き間違いが多い私だけではなく、それだけ昔からニーズがあるのだと思います。

昔のものはゴシゴシとお尻の消しゴムで消すと消えるというものでした。
ただし、それは、擦って剥がれやすい質のインクを使用しているものですが、消すときにインクが周りに伸びたり、紙を傷めたり、その消しあとは必ずしも美しくない場合が多かったのです。

このフリクションボールは比べ物にならないほど奇麗に消えます。
その紙の上でインクが無くなるのではなく、60度を超える熱によりインクが無色になると言うものです。ですから紙を傷めず、消しカスもでず、乾かす必要もないのですぐに何度でも上から書けます。
若干書き心地が良くない気がしますが、消せるボールペンで長文を書く事はあまり想定していないので、十分妥協できる範囲です。

私は会議や打合せが多いので、それらの予定日時を、手帳にフリクションボールで書き込みます。
予定の変更にも問題なく対応し、同じ消せる用途の鉛筆と違い色を変えて分類もできるので、もう手放せません。
(やりたくない勉強やトレーニングの予定は消せないペンで書き込みます。)

また六法やテキストに書き込むときもこのフリクションボールを使います。
勉強が進むと、何故あの時ここにこんな書き込みをしちゃったのかなと後悔することがありましたが、後で消せると思えばその懸念がないので(弊社比)、直感的に浮かんだものを書き込むことができるようになりました。

最近はバリエーションも出てきましたし、色もたくさん出てきました。
写真は、上からオリジナル(0.7)、いろえんぴつ(書き心地がよい)、0.5、0.4、マーカー(いまいち?)です。

真夏に車に放置すると熱で消える可能性がありますので、大事な情報には使わない方がよいですね。もちろん宛名書きはマズイですよね。
また聞いた話しでは、氷等で冷やすとまた文字が出てくるというネタもありますが、私が試した分では確認できていません。

調査士会の研修会や総会の予定は、消せないボールペンで書き込みましょうね。