東北ブロック理事会とは、東北ブロックの6県会長による会議です。
今回の会議は、今月末に開催される全国会長会議に向けた情報交換がメインでした。
地方法務局の管轄毎に土地家屋調査士の単位会があります。
その全国50会の単位会を、管区法務局管轄毎8つに分けてブロックを形成し、各々の情報交換がなされています。
宮城会は東北各県の単位会と一緒に、東北ブロックに所属しています。
他に北から、北海道、(東北)、関東、中部、近畿、中国、四国、九州の各ブロックがあります。
この区分は、あくまでも法務局管轄に合わせているので、昔地理で習った分類とは異なり、関東ブロックには、長野会も山梨会も新潟会も静岡会も入っています。
小学生のお子さんに見せると混乱するでしょうね。
このブロックの役割ですが、元々その定義が曖昧だったので、全国各々のブロックの役割が実は同じではありません。
他のブロックの中には、各単位会からブロックに多めに会費を拠出して、ブロックに研修担当役員や広報担当役員をおいて、積極的にブロック主催研修会などを開催しているブロックもあります。
これに比べて、東北ブロックは、昔から単位会からブロックにまわす資金の余裕もほとんど無く、ブロックは情報交換の場以上の場所ではないという立場を取っていました。
もちろん、東北の各単位会で充実した研修会などを開催している自負もあるから、これで充分でした。
ただし、ここ最近は、日調連から直接単位会に指導連絡が来るのではなく、ブロック経由で来る事が多くなりました。それに伴い、ブロックが単位会に情報を伝えるために、近年各会の担当者会同やブロック主催の研修会の開催が定期的に必要になってきました。
これにはいろいろな事情があるのでしょうけれど、東北ブロックとしては予算組みしていないのに事業が入ってくるのですから問題となることが生じます。
そこで今回の東北ブロック理事会でも、今後のブロックのあり方が話題となりました。
これは、継続検討課題となっています。
その他の話題としては、以下の件について検討しました。
・日調連に対する建議・要望について
・オンライン登記申請促進組織ブロック全体会議について
・ADR担当者会同について
・東北ブロック新人研修会について
これらについては具体的にまとまったらお知らせいたします。