2011年1月25日火曜日

日調連データセンターの説明会

少し前の話になりましたが、先日の全国会長会議の後で、希望者への「データセンターシステム」についての説明がありました。これは日調連業務部の平成22年の事業計画に有ったものです。希望者だけで良いのか、日調連としては珍しい報告の仕方だと思いましたが。

登記基準点等のデータを統一的に扱うデータセンターとして、いくつかの単位会がシステム化しています。その単位会のシステムのデータを結んで、日調連でも登録と検索ができるシステムを計画しているようです。
登記基準点に拘っている日調連としては、会員の利便のためだけでなく、土地家屋調査士外部へアピールできるツールとしても使えるのでしょう。

日調連のこのシステムでは、認定登記基準点の公開等からスタートし、この認定登記基準点を、土地家屋調査士以外の一般の方々にも公開するとのことでした。

基本的には既にある各単位会の情報公開ツール(システム)は、全国統一のための変更せずにそのまま使い、その実質的なデータの管理も各単位会が行い、それらのメタデータを日調連データセンターで扱うとのことでした。

既に登記基準点等のデータ管理システムを持っているのは、以下の団体です。
東京会
滋賀会+兵庫会
大阪会
岩手公嘱協会

文章では分かりにくいでしょうね。このセンターのイメージは東京会のデータセンターが参考になるでしょう。

このページの<<一般用閲覧ページへ>>から入って見てください。
Google Maps がベースです。
その各点のバルーンをクリックしてください。
これが会員用だと各種成果がpdfで開くそうです。

各会のシステムは、単に登記基準点だけでなく、筆界点などの様々なデータを管理する計画もあるようです。

参考になりました。