2012年7月16日月曜日

東北ブロック総会

毎年7月に持ち回りで開催される東北ブロック協議会の総会は、今年7月12日〜13日に山形で開催されました。この東北ブロック総会は半時計回りで開催され、昨年は秋田で、今年は山形で、来年は福島で開催されます。

東北ブロック総会については、一昨年の7月12日のブログで、少し説明しました。
東北ブロック協議会は、このブログでも紹介したように各会の情報交換が主目的の組織となっています。
他のブロックではブロックに資金を集めて、ブロックに研修や広報等の担当理事を置いて、ブロック独自の活動も盛んな所もあります。
会員数が少ない東北では、少ない資金を有効に使うために、ブロックでは情報交換に徹して、各会がその情報を生かした会務運営を行っています。
この全国の事情も勉強していない人がたまたま日調連の役員となって、自分の地元だけのつもりで、簡単に事業をブロックに振られると、とても困ったことが起こります。

さて東北ブロック協議会の来年の事業計画では、以下の計画が承認されました。

1、認定調査士の将来像を考える座談会
2、ADR担当者会同(筆界特定を含む)
3、日本土地家屋調査士会連合会事業計画と連動する事業
4、新人研修会
5、調査士試験合格者のための開業ガイダンス

それにともなう平成24年度の東北ブロックの予算は、730万円で承認されました。

やりたい想いはたくさん有りますが、限られた予算と東北の復興の合間に動く限られた日程としては精一杯かと考えています。むしろ一つ一つの事業をどこまで魂を込めるかだと考えています。

事業計画5番目の「調査士試験合格者ための開業ガイダンス」は、今年1月14日に試行してみたものですが、受講者から合格者の開業に対する迷いが減ったという評価を得ました。そして実際にその後の入会者が増えました。
これが東北ブロック協議会の正式な行事となれば、合格者のためにもより良いことだと思います。