何度も書いているように、女川は何も変わっていません。
以前のブログでも写真で紹介していますが、宮城県以外の方々には写真ではピンと来ないようです。
写真を見ていると丁度被写体の有る部分を撮影しているように思えるのでしょうね。
今日は動画を入れてみましょう。
動画により被災被写体の広がり、連続性を少しでもお伝えできるでしょうか。
例えば以下の動画を見てください。
この「がれき」の山の場所は、もともとの産廃処理場ではありません。
以下の住宅地の中です。上記動画の車は、赤矢印のとおり走りました。
皆、個人の所有権のある宅地です。
女川町の特殊なところを切り取って撮影しているのではありません。女川町は至る所このような状態です。
このブログを見てくださっている全国の皆さん、もしあなたの所有地が震災に遭い、1年4ヶ月以上このままだとしたら、何を思うでしょうか。
住んでないから、緊急工事の優先順位は下がります。
いつ、この町が美しい町に戻ることができるのでしょうか。
以下の動画も見てください。
女川の漁業関係施設がたくさんあった地域です。
これは5月27日撮影の動画ですが、昨日現在でも何も変わっていません。
とても悲しいです。