2012年7月27日金曜日

オリンピックが始まった

4年に一度のオリンピックが始まりました。今回は世間的にもあまり盛り上がっていなかったように思えますが、始まればやはり楽しい一大イベントです。
開会式前にサッカーが始まり、2日続けて寝不足になり始めています。

なでしこジャパンも、ノーマークだったワールドカップ制覇の時と違い、ディフェンディング・チャンピオンとして今回は研究されての戦いですから、かなり苦戦をすると思っていました。

しかし、初戦のカナダ戦は、内容も良く勝ちました。
カナダも研究して来たことが良く分かる戦いをしてきましたが、澤の復活、大野と川澄のINAC連携ゴール、「我がベガルタ仙台の鮫島」のアシストによる宮間のゴール等々、とても良かったです。

男子のサッカーは、欧州選手権2連覇のスペインが相手、スペインは優勝候補でもあります。まともに戦って敵わない相手に日本はどう向かうのか。
関塚監督は日本のスタイルを貫くのか、現実的に決勝トーナメントに行くために勝ち点1を狙うのか。私は試合前に考えていました。

始まってみたら、全員がよく走り、前線からよくプレスし、何度も高い位置で奪取し、決定機を何度も作っていました。オーバーエイジ吉田も良く効いていました。

そしてセットプレーから大津が1点を先取し、チームは守りに入らずに最後まで攻めて、なんとスペインから勝ち点3を取りました。

関塚監督を信用していない私でしたが、まったく想像していない素晴らしい結果を見て、「少しだけ」監督を認めることにしました。

日本の男女のサッカーは相手より走るサッカーです。
1体1では力の差がある弱いチームは、考えながら相手より走って数的優位を作り、局面毎に集団で勝つしかないのです。我がベガルタ仙台も、この戦い方です。

ちなみに私、弱いくせにまったく走る気がない業界を知っています。
あの業界も、心をひとつにして皆で走り始めると、優勝候補にも勝てる面白い業界になると思うのですけどね。

さて、しばらく寝不足が続きそうです。