研修テーマは「土地家屋調査士の夢と青年の権利と義務」としました。
夢を持ってこの世界に入ったはずなのに、卑屈になっていないか。
卑屈になる必要はない。悩む必要はない。問題ない。
もう一度夢を確認しよう。その夢の実現の仕方を具体的に教えるから。
そして君たち青年は、皆で前を向いて調査士の未来に対して動く権利もあるし、義務もあるんだ。
このACBは愛知県の若い調査士が中心の任意の勉強会であり、他の会で言えば、「青調会」にあたるものです。
ACBは発足時から会員数が多く、今回の様な全体研修会の他に、10人程度にグループ分けして、各グループ毎にもテーマを持って勉強会を開催しています。
以下ACBホームページより。
第1グループ
第1グループ
「不動産登記制度の沿革について」
温故知新。
土地家屋調査士として知っていなければならない知識を身に付ける場にしたいと考えます。 第1グループでは先輩調査士の知識や経験を承継し、我々の時代に繋げられるよう、登記行政や地図行政の歴史を踏まえ、訴訟に耐え得る知識の習得を目指します。
第2グループ
「調査士の測量について」
街区基準点や登記基準点が街のいたる所に設置されたことにより、土地家屋調査士の行う測量は年々難しくなっています。 私たちは筆界点を立ち会って確認する仕事から、筆界点を地図上に登録する仕事になっているのではないでしょうか。 自分の作成した地積測量図が胸を張って地図上に登録されるものになるように、一緒に勉強会グループで学びましょう。
第3グループ
「裁判事例、判例の研究について」
土地家屋調査士の業務として境界を調査測量していく上で、私たちは境界確定訴訟を起こされるというリスクを常に負っています。弁護士の考え方及び過去の判例の考え方を学びながら、信頼され、自らを守る土地家屋調査士であるために皆さんと共に勉強しましょう。
第4グループ
「筆界特定制度、ADR、筆界鑑定の研究について」
昨今は、境界紛争問題を耳にする機会が多くなり、我々土地家屋調査士が境界に関する紛争の予防及び解決を実務につなぐことが、今後ますます重要な責務だと思います。
そこで、本グループでは筆界特定制度、土地家屋調査士のADR、筆界鑑定の制度や事例等を自ら積極的に研究していただくことにより、真の筆界の専門家を目指すひとつのきっかけになればと考えます。
第5グループ
「経営能力を身につけた土地家屋調査士になろう」
我々土地家屋調査士は資格者として事務所を構え、日々の業務に勤しんでおりますが、資格者であると同時に大半の方は経営者でもあるものと思います。 技術や法律知識を学ぶことも大切ですが、経営の知識もまた我々にとって事務所運営を行う上で不可欠であります。 共に学び、しっかりとした経営能力を身につけられる勉強会グループとすることを目標とします。
第6グループ
「日常業務について」
土地家屋調査士は、建物専門の土地家屋調査士でない限り、立会を業務の一部として行っていますが、立会については様々な疑問点、問題点を各自で抱えているのではないでしょうか? なかなかこれが最適だという立会方法はないとは思いますが、グループメンバーで今までの経験を発表しあい、議論しあいその情報を皆で共有し立会について学んでいきましょう。
第7グループ
「調査士をとりまく関連法律について」
土地家屋調査士は弁護士と比し、「隣接法律専門職」と位置づけられています。実際に業務をはじめれば、不動産登記法はもちろん、さまざまな関連法律の知識が必要とされます。 我々は「隣接法律専門職」として十分な知識と技術を備えているでしょうか?
第7グループは、業務に関連する法律知識を能動的に研鑽する場として、立ち上がりました。まずは土地家屋調査士法を熟知することから始めたいと考えます。
温故知新。
土地家屋調査士として知っていなければならない知識を身に付ける場にしたいと考えます。 第1グループでは先輩調査士の知識や経験を承継し、我々の時代に繋げられるよう、登記行政や地図行政の歴史を踏まえ、訴訟に耐え得る知識の習得を目指します。
第2グループ
「調査士の測量について」
街区基準点や登記基準点が街のいたる所に設置されたことにより、土地家屋調査士の行う測量は年々難しくなっています。 私たちは筆界点を立ち会って確認する仕事から、筆界点を地図上に登録する仕事になっているのではないでしょうか。 自分の作成した地積測量図が胸を張って地図上に登録されるものになるように、一緒に勉強会グループで学びましょう。
第3グループ
「裁判事例、判例の研究について」
土地家屋調査士の業務として境界を調査測量していく上で、私たちは境界確定訴訟を起こされるというリスクを常に負っています。弁護士の考え方及び過去の判例の考え方を学びながら、信頼され、自らを守る土地家屋調査士であるために皆さんと共に勉強しましょう。
第4グループ
「筆界特定制度、ADR、筆界鑑定の研究について」
昨今は、境界紛争問題を耳にする機会が多くなり、我々土地家屋調査士が境界に関する紛争の予防及び解決を実務につなぐことが、今後ますます重要な責務だと思います。
そこで、本グループでは筆界特定制度、土地家屋調査士のADR、筆界鑑定の制度や事例等を自ら積極的に研究していただくことにより、真の筆界の専門家を目指すひとつのきっかけになればと考えます。
第5グループ
「経営能力を身につけた土地家屋調査士になろう」
我々土地家屋調査士は資格者として事務所を構え、日々の業務に勤しんでおりますが、資格者であると同時に大半の方は経営者でもあるものと思います。 技術や法律知識を学ぶことも大切ですが、経営の知識もまた我々にとって事務所運営を行う上で不可欠であります。 共に学び、しっかりとした経営能力を身につけられる勉強会グループとすることを目標とします。
第6グループ
「日常業務について」
土地家屋調査士は、建物専門の土地家屋調査士でない限り、立会を業務の一部として行っていますが、立会については様々な疑問点、問題点を各自で抱えているのではないでしょうか? なかなかこれが最適だという立会方法はないとは思いますが、グループメンバーで今までの経験を発表しあい、議論しあいその情報を皆で共有し立会について学んでいきましょう。
第7グループ
「調査士をとりまく関連法律について」
土地家屋調査士は弁護士と比し、「隣接法律専門職」と位置づけられています。実際に業務をはじめれば、不動産登記法はもちろん、さまざまな関連法律の知識が必要とされます。 我々は「隣接法律専門職」として十分な知識と技術を備えているでしょうか?
第7グループは、業務に関連する法律知識を能動的に研鑽する場として、立ち上がりました。まずは土地家屋調査士法を熟知することから始めたいと考えます。
良いですね。素晴らしいですね。
とても意欲的です。
この10人前後の分科会方式の勉強会は、受け身だけではなく、全員が発言する機会も多いでしょう。自ずと身に付く勉強会になるはずです。
さて、新しい勉強会組織で一番難しいのは、継続性です。
最初は皆、様々なことへの渇望により意欲的に始めますが、お互いがだんだん忙しくなると、日程が合わないという言い訳により、延期が多くなります。全国では自然消滅した勉強会も数知れません。
これらの勉強会が、お互いに負担にならない程度で、楽しく、長続きのする勉強会であって欲しいと願いますし、このまま10年継続すれば、そのときは自分たちだけでなく、周りの調査士の世界も変えていることと思います。
私も継続的に応援したいと思っています。