私は昔から当たり前に使っていたので、特にこのブログの文具紹介に入れていませんでした。
しかし最近気が付きましたが、この一筆箋を意外と知らない方もいたようなので、今回ちょっと紹介してみます。
一筆箋の定義ですが、大辞林によると
「短い書状に用いる短冊形の便箋。一筆便箋。」
とあります。
私は和風縦書き数行のものを使いますが、キャラクター付き横書きなど結構種類も多いです。
中はこんな感じです。
私たちはビジネス上では、定型的な「送り状」「礼状」等を印刷することが多いです。
でも、気心の知れた人に何か贈る際などには「送り状」は、あまりにも無粋です。
そんなとき、ちょっとだけ添え書きをするなどの用途に、とても便利です。
ビジネスの送付状では無粋だし、かと言って便箋だと何書いて良いか分からないし、なんてときですね。
最初から数行のフォーマットですから、無理して文章を考えることも有りません。
書く文字はこの数行に収まる言葉だけです。
数行だからこそ、言葉を厳選するのだという人もいるでしょうけれど。
私は和紙風の縦書きを常に使いますが、筆記用具は筆でなく、普通は「筆文字サインペン」を使って気軽に書いています。
いいんです、悪筆でも。
手書きの方が気持ちが伝わると考えています。
大きさや行数の違うものを数種類持っていると、あと一言追加で書きたいとき等に便利です。この1行が結構大切なこともあります。
一筆箋は安いものです。精々一冊数百円です。
写真のものはどちらも300円でした。
使っていなかった方は、試しに使ってみてください。
結構便利だと思いますよ。