その女川に本日初めて観光目的で訪問しました。
支援や仕事を忘れ、できるだけ観光に徹して歩き、女川を楽しんで行ってきました。
まずはいつもの女川地域医療センターの敷地から下を見たところです。
高台の土盛りも出来てきました。
この敷地に石碑があります。
ここまで津波が来たという証です。
高低差がこの写真で分かるでしょうか。
石碑の言葉です。
「ここは津波が到達した地点です。もし大きな地震が起きたら、この石碑より上へ逃げてください。逃げない人がいても、ここまで無理矢理にでも連れ出してください。家に戻ろうとしている人がいれば、絶対に引き止めてください。女川中学校卒業生」
さて、ここまではいつもの行動です。
しかし、今日は観光です。
いつも急いで動いていたので立ち寄っていませんでしたが、この女川地域医療センター敷地内に「おちゃっこクラブ」という店が有ります。
さて、ここでこんな食べ物に出会うことができます。
「さんまパン」です
「ホヤ塩ソフトクリーム」です
かなりマニアックでしょう。
「サンマパン」はパン生地にサンマが練り込んであるもの。
「ホヤ塩ソフトクリーム」はホヤの細かなフレークがソフトクリームに振りかけてあり、塩味と甘みとの絶妙なコラボを楽しむものです。
女川に来たら食べて見ましょう。
えっ、美味いかって?
ええ.... 絶品とまでは言いませんが、悪くないですよ。
どちらにしても女川に来て食べなければダメでしょう。
それにネタには絶対になりますから。
新しい女川駅です。
東日本大震災で使えなくなったJR石巻線が今年の3月21日に開通しました。
きれいで温泉も併設されています。
次回は電車で来たいと思います。
駅前では数台の屋台が出ています。
「きぼうのかね商店街」にも行きました。
いつも忙しいので立ち寄れなかったのですが、観光としてはここは外せないでしょう。
たくさんの商店が長屋風に並んでいます。
交番も銀行も皆揃っています。
各商店の前には200枚以上のオリジナルのポスターが貼ってあります。
私はこのポスターが一番好きです。
先程の駅前の屋台でツブ貝を焼いていたオジサンのポスターです。
その他にもこんなものが有ります。
良いでしょう。
これらによる「女川ポスター展総選挙」がなされています。
皆さんはどれが気にいるでしょうね。
ここでは掲載しきれないので実際に女川に行ってみてください。
「きぼうのかね商店街」の中に「みなとまちセラミカ工房」があります。
スペインタイルの店です。
私はこの明るい色合いとポップな絵柄を見ているだけで元気になり、とても気に入っています。一つ注文しました。できあがるまでに3か月程かかるそうですが、楽しみです。
私はこの明るい色合いとポップな絵柄を見ているだけで元気になり、とても気に入っています。一つ注文しました。できあがるまでに3か月程かかるそうですが、楽しみです。
お土産はやはり高政の笹かまぼこです。
お店では、自分で手焼きをして、その場で食べることができます。
熱々の笹かまぼこも当然美味しいです。
女川だけでなく、被災地と言われるところには、もう何か構えて行く必要は有りません。被災地にたくさんお金を落とさなければならないという義務も感じなくて良いと思います。
単なる観光目的で、ご自分の楽しみのために気軽に行ってみてください。
元気になって帰ることができるはずです。