2012年3月12日月曜日

愛媛会被災地視察


震災から一年経つ3月9日~11日の行程で、愛媛県土地家屋調査士会から末光健二会長はじめ6名の方が視察にお見えになりました。

仙台空港に降りてから、レンタカーで、大津波被害の陸前高田から気仙沼、南三陸石巻、女川、仙台市荒浜等々を廻り、その後大地震被害の折立地区等を廻り、詳細に視察されました。

愛媛会の皆様は、9日の朝から11日の夜中まで目一杯使って視察されたので、かなりの強行軍だったと思います。お疲れになったでしょう。

私は昨年末愛媛に伺って様々な被災地の写真をスライドで紹介しましたが、愛媛の皆さんは、やはり実際に現地に来るとまったく印象が違うと言ってくださいました。
これがとても重要です。

被災後いつも申し上げていますが、「防災」は実感が伴わなければ、絵に描いた餅のような役に立たない計画になります。
ですから全国の皆さんに少しでも実感を持って欲しいのです。

私は当日東北ブロック新人研修会に行ってましたので、被災地のご案内はできませんでしたが、11日の午後に、愛媛会の皆さんと情報交換の会議をさせて戴きました。
愛媛会の皆さんは事前に沢山の質問をまとめられていて、本当に問題意識を持って来てくださったことが分かりました。

ありがとうございました。

震災から一年経ちました。
東北はいつまでもメソメソしているわけではありません。
頑張っています。

でも全国の皆さんに、忘れて欲しくは無いのです。
東北のためにも日本のためにも。