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昨日(11月29日)は天皇杯準決勝でした。
仙台市で土地家屋調査士事務所を開業している鈴木修の個人ブログです。 2015年5月まで宮城会員や全国の土地家屋調査士の新人に向けて書いてきた「宮城県土地家屋調査士会の会長ブログ」を、そのまま個人ブログに引き継いだものです。 土地家屋調査士の制度や専門家としての事務所経営の考え方を書いてみたり、個人的な趣味や今考えていることについても書いていきます。興味のある分野だけ拾って読んでみてください。
先日、このブログに書いたとおり「葉月の会」で高知にお伺い致しました。
始めての高知行きですが、伊丹経由と飛行機を乗り継がなければならないので、その飛行機内の退屈しのぎに、「高知と言ったらこれでしょう」ということで「坂本龍馬」黒鉄ヒロシ著を買いました。あの黒鉄ヒロシの大作で、第2回文化庁メディア芸術祭マンガ部門で大賞を取った作品とのことでした。ちなみに黒鉄ヒロシは高知県出身だったんですね。
著者は龍馬について以下のような分析をして、「閉塞の時代に余裕を持って対処できるのは、多元的なタイプである。」と結論付けています。
あの時代からまた時代が進みましたが、今はまた日本中の価値観が変わる平成維新の時代とも言われています。やはり閉塞の時代になりました。
龍馬の時代から何が進んで、何が変わらなかったのでしょうか。
現代は、その社会が細分化され過ぎたかもしれません。
とすれば、あの時代よりも、更にもっと多元的な視点を求められる時代なのかも知れません。
スペシャリスト・専門家といわれる業界は、とかく「孤高の立場」を理想としがちですが、努力を怠っているからそれがどんな存在かわからず、細分化されしかも閉鎖された小さな世界でちょっと尖っているだけかも知れません。
高い山は裾野も広いはずです。
以下、黒鉄ヒロシ「坂本龍馬」より
人を観察する際に用いる物差しの種類は多いが、目盛りが「価値観」だと判り易い。
権力型か、経済型か、芸術型か、理論型か、宗教型か、社会型か。
何れにせよひとつの型に一元論的に大きく傾いでいる御仁ははた迷惑の場合が多い。
さて主人公の龍馬さんにも価値観の物差しを当ててみる。
権力型か。
皆無とは言えないだろうが、新政府の名簿から自分を外したぐらいだから、パス.
経済型か。
世界の海援隊として貿易をするつもりだったようだが、専らの目的は金銭そのものではなかったであろう。一応はチェック。
芸術型か。
発想の変化と飛躍ぶりから、これは○。
理論型か。
小龍や海舟の先進的な意見を聞いて、「これは」と思えば屈託なくその理論の上に座ってしまう。○。
宗教型か。
反迷信的、反宗教的である。×。
社会型か。
ボランティアに汗するタイプとも思えないが、俯瞰的には天下万民の為を考えるところもあるので、チェック。
以上の結果から、龍馬さんの価値観はバランンスが取れていることが判る。
龍馬さんの行動範囲が広かった理由は、宗教型を除いては、相手のキャラクターが何れの価値観の上に立っていても対応できたからであろう。
閉塞の時代に余裕を持って対処できるのは、多元的なタイプであることを龍馬さんは教えてくれる。
おはようございます。今朝は高知市内のホテルで書いています。高知には会議のために来ています。本当はその会議の内容を書こうと思ったのですが、とてもそんなこと(失礼)落ち着いて書いていられないことが起こりました。この会議についてはまた書きます。
さて皆さんもご存知のとおり、昨日、我がベガルタ仙台は第89回天皇杯全日本サッカー選手権大会で、ベスト4に進出しました。J1勢である大宮、FC東京を破り、本日J1一番の攻撃力を誇る川崎フロンターレを破りました。川崎フロンターレはJ1準優勝、ナビスコカップ準優勝という強豪でしたので、本当に嬉しいです。聖地ユアテックスタジアム仙台での今期無敗記録(12勝2分)も守れました。
いやぁ、本当に凄い試合だったらしく、公務とはいえこの歴史的な試合に参戦できなかったことは一生後悔するかもしれないなと思いながら、高知で悶々としています。
ベガルタ仙台がブランメル仙台と言っていたことから、J2でとても弱かった頃のこと、つい昨年のJ1入替戦のこと、過去の歴史が次々に浮かんできましたが、これを書き始めると大河小説並みになりそうですので、今日は我慢します。
次の試合は準決勝で、12月29日に国立競技場で、相手はあのガンバ大阪です。これは「何としても絶対参戦するぞ」と思っていたら、妻から「試合直後に売り場に並んでチケット2枚買いました。」と連絡が来ました。「でかした!」
なお、私は、当初から元旦の予定は入れていません。