本日(11日)は古川支部と登米支部への合同出前研修会が有りました。私は午前中、別件で会員指導の文章を書く必要が有ったので、研修での私の出番を最後にしていただき、午後少し遅れて参加しました。(最近会員指導が増えています。困ったものです。)
古川支部と登米支部の会員の皆さんはほぼ全員参加で、今回の出前研修も大変出席率が良かったです。そして最後まで真剣に聞いていただき、お伺いした甲斐が有りました。
また、「筆界特定がこれからの重要な業務であることも理解でき、講義も面白かった。」と研修後声を掛けてくださった会員もいて、大変嬉しく思いました。
なぜ、出前研修だと出席率が良いのでしょうか。そんなに宮城県は広いのでしょうか。
もし講義が面白いと感じ、重要な事が理解できたと感じたなら、次回から仙台で開催する研修会に皆さんをお誘いください。もちろん古川支部と登米支部は研修会の参加率が比較的高い支部であることを理解していますが。
今期の各支部を廻る研修会(いわゆる出前研修会)は、宮城会の予算から考えて毎年できるものでは有りません。お金が無いと言いながら、他の予算を切り詰めても今年開催しているのは、研修会に不参加の皆さんに研修の大事さと面白さをお伝えしたいからです。仙台まで来る価値がある事をお知らせしたいからです。
他のブロックではネットによって支部に同時配信による研修会を開催している単位会も有ります。確かに全国がネットによって結ばれ、他の会が企画した研修会が全国に配信されれば、長期的に見れば、有効な研修を低コストで受講できるようになるでしょう。私自身、全国ネットのシステムだけに留まらず、履修カリキュラムと各会の分担を提案したいと考えておりました。
その反面、研修は受講者とお互いに目と目を見ながら、進めるものだとも思っています。学習の理解度を把握しながら、「それなら、こんな表現をすれば伝わるか。」と工夫するから,研修内容も伝わるものだと思っています。宮城会の会員数程度なら、一会場に集まって、お互いに顔の見える距離で、質疑応答等の双方向のコミュニケーションをしっかりしていく事は充分可能だと思います。
もう一つ、宮城会の研修会は、伝統的に平日の午後という研修日程を採っています。平日はご自分の業務でお忙しいなら、土曜日に研修会を開催しましょうか。他の会では土曜日の研修会が多いですね。または、仕事が一段落する平日17時や18時頃から開催しましょうか。皆さんの為の研修会ですから、ご意見をお願いします。