開始時刻は13時からです。宮調月報で13時30分開始というミスプリントがありましたことをお詫びします。研修会通知の正式文書の通り13時からですので、お間違えの無いように宜しくお願い致します。
さて、和田直人先生はADRの分野で大変有名な方で、宮城会がADR法の認証を取得する際に参考にさせていただいた書籍「ADR認証制度 ガイドラインの解説」(共著・三協法規出版)の執筆もなされた先生です。
愛媛会の顧問もされて、大変土地家屋調査士業界にも精通なさっている先生です。しかも名前だけの顧問ではなく、調査士会の理事会にもご出席なさったりしていたともお聞きして、驚いたり感心したりしておりました。
和田先生は、調停のトレーニング等でも全国引っ張りだこの人気の先生ですが、今回は無理を申し上げてこのようなタイトルでお話しを戴けることになりました。
宮城会は、ADRセンター(みやぎ境界紛争解決支援センター)がADR法の認証を受けたことを切っ掛けに、再度ADRを考えてみたいと思っております。土地家屋調査士が境界トラブルにおいて、市民の皆様に本当にお役に立てること(can)は何なのか、むしろお役に立つべきこと(must)は何なのか、原点から考えてみたいと思っております。
土地家屋調査士の専門性を再度検証してみて、我々の持っている能力のどの部分を伸ばせば、これからの時代にお役に立つのかを、和田先生の講義をお聞きしながら皆で考えてみましょう。
以下当日の研修資料の目次です。個人的にも楽しみです。
- はじめに
- 境界トラブルの背景
- 専門家が現代社会において果たすべき役割とは?
- 境界トラブルにおいて土地家屋調査士はどのような役割を果たせるのか?
- ADRセンターの存在意義
- おわりに