ホッチキスまたはステープラとも言いますが、その針を抜くときにつかう道具として、皆さんは何を使いますか?
私は、昔千枚通しなどを使っていた時代もありますが、今はこの3種類です。
上から
マックス 収納型リムーバ「ホッチポン」
マックス 「スムーバ」
サンスター文具 「はりトルプロ」
「ホッチポン」は約10枚程度の閉じた紙ならとても綺麗に針を取ることができます。先端の「へら」の部分で針をすくい、レバーをスライドすると取った針が内部に落ちます。中にマグネットが仕込んであり、針が散乱しません。
下の写真では、左がへらの部分、右が針を取り出す部分です。
少ない枚数ではとても使いやすいのですが、10枚以上になると使えません。
また私の持っているものは10号針専用なので、11号針は内部に入りません。11号対応のホッチポンは存在するのか分かりません。少なくても私は見つけていません。
「はりトルプロ」は上の写真でわかるように、ペンチのような形をしています。
最終的に分厚い枚数を閉じた11号以上の針を取るにはこれが一番です。
ただむしり取るような使い方なので、紙が傷むことが多いのです。
紙の枚数が少ない場合は、ほぼ毎回紙が破れます。
シュレッダーに入れる前に針を除くなら、このグッズで良いでしょうし、針を取ってからの用紙を何かに保存するなら、もっと綺麗に針を抜く方法を選択した方が良いでしょう。
最近気に入っているのが、写真真ん中の「スムーバ」です。
ハンドル部分の下に薄い紙綴じの場合に使う「へら」がついています。
下の写真のように針に押し込むと、綺麗に針が抜けます。
「ホッチボン」のように抜いた針を収納できませんが、一部にマグネットが仕込んであって、抜いた針を簡単に集めて処理することができます。
40枚程度までの厚く閉じてある場合は、逆側の先端を差し込み、レバーを握れば、とても軽く針が抜けます。紙もまったく傷めません。
600円弱で買えると思います。これはお勧めです。
私は、10枚程度までなら「ホッチポン」。40枚程度までなら「スムーバ』。
かなり強力に食い込んだ太い針や、スキャンするために書籍を分解するときには「はりトルプロ」と使い分けています。
ただ一つだけ買うなら「スムーバ」で良いと思います。