2013年5月5日日曜日

トンボ鉛筆完全ブック

連休前半に久しぶりに大型書店全棚探検をしました。
前もブログで書いたように、私は大型書店全部の棚を見て歩くのが趣味の一つです。
書名が分かっている本を買うのならAmazon等で買う方が効率が良いはずです。
でも書店巡りは、知らない本との出会いの為です。
そして全部の棚を見て歩くことは、自分の視野が狭い分野だけに収まらないようにするせめてもの抵抗です。

そんな訳で大型書店に行ったのですが、結局「私のとっても狭い分野」の本を見つけてしまいました。


 「トンボ鉛筆完全ブック」 トンボ鉛筆の文具が100年愛され続ける理由

こんなタイトルです。
今年はトンボ鉛筆創立100周年だそうで、その記念のムックです。
100年間のトンボ鉛筆の歴史とその製品の記事が満載です。
これは文具ヲタクとして買いでしょう。

私、トンボ鉛筆の文具は結構持っていますね。
おそらく皆さんの中でも「トンボ製品を使ったことがない」と言う人はいないでしょう。
MONOシリーズの鉛筆や消しゴム、修正テープはスタンダードですし、PITシリーズのスティックのりも使っているでしょう。

以前ブログで現場用のペンとして推薦したAir Pressや、世界で人気のZOOMシリーズもあります。このZOOMシリーズはまた別にブログにまとめたいと思います。

ですからこの本は個人的にとても楽しめました。そして改めてトンボ鉛筆という会社を再認識しました。

さて、この本には付録があります。
まずは最新シャープペンシル「オルノスイフト」の100周年限定品です。



その機構は、ボディノック式と呼ばれるペン軸の中程を折るようにノックすることで芯を出す機構で、1970年代に流行ったものです。
芯を出すときに一度書いている手を止めて、持ち替えてペンの頭をノックする手間を省き、書く手の形のままノックできるというメリットがあります。
当時は、軸が途中で折れる構造が握ったときに不安であるという個人的な嗜好と、壊れやすいという印象もあり、あまり好きではありませんでしたが、今回の新製品はどんなものでしょうか。とりあえず使ってみます。

次の付録は、「初代復刻版トンボ鉛筆」3本と「初代復刻版MONO消しゴム」です。


このデザインは皆さん馴染みがあるでしょう。
また、この「鉛筆が入っていた箱」がまた復刻版です。


懐かしいようですが、ちょっと覚えていません。
よく見たら初代と言うことですから昭和3年のものです。覚えていない訳です。

これらが入って900円+税。安いでしょ。
えっ、「普通無料であるべき広告紙と、不要な文具を普通に買わされただけでしょ」って?
いや記事も読み応えがありますよ。
こんなムックは大歓迎です。