東北ブロック総会の2日目(10日)に弁論大会が開催されました。
各県から多岐に渡った内容で発表がありました。
このような発表の場は非常に有意義であると、私はいつも考えていました。
土地家屋調査士の意見は、ほとんど世間から叩かれていないのです。
意見とか理論とか、仲間から一目置かれていても、学会や他業界からの批評に晒される機会がほとんど有りません。
学会等の公の場での研究発表や、専門に関する論文執筆などを、積み重ねて初めて私たちの意見が一般化するのです。
学会等の公の場での研究発表や、専門に関する論文執筆などを、積み重ねて初めて私たちの意見が一般化するのです。
また土地家屋調査士の仲間がどんな考えを持っているか、普段の飲み仲間以外は分からないことが多いのです。
宮城会でもこのような研究発表や弁論大会を開催したいと青調会時代から考えておりました。皆さん、如何でしょうか?
さて、今回の弁論大会の内容は以下のとおりでした。
以下発表順です。
以下発表順です。
- 『支部はもういらない! 』福島会 橋本豊彦
- 『支部再編について』 岩手会 小山正
- 『土地家屋調査士の懲戒処分の問題点を考える』 山形会 猪口春生
- 『土地家屋調査士業務拡大への提言』 福島会 松崎弘昭
- 『地域の慣習と境界形成に関する歴史的経過の研究』 宮城会 千葉三郎
- 『土地家屋調査士人生、人生いろいろ』 秋田会 傳農一夫
- 『土地家屋調査士の新しいビジネスモデル』 青森会 三戸靖史
どうですか。タイトル見ただけでも聞いてみたいでしょ。
後日これらの発表にはコメントしたいと思っています。
宮城からは、千葉副会長が、地元登米町の地域の慣習と境界形成に関する歴史的経過の研究を発表し、土地家屋調査士としてこのような研究の蓄積がいかに重要かについてお話ししました。具体的研究に裏付けられた主張だったので、他会からも評価が高い弁論でした。