写真のペンは土地家屋調査士開業2年目に買ったボールペンです。
軸に革が巻かれています。金属の部分は銀でできています。8,000円のペンでした。
大町の巴屋のショーケースで見て、一目で欲しくなりました。
当時まだ私は25~6歳頃ですが、仕事が無くて、ボールペンに8,000円を出す余裕が無かったのですが、欲しくて欲しくて、結局2ヶ月迷って買いました。
余裕がないといえば、当時出始めのポケットコンピュータ(23,800円)を12ヶ月分割で買いましたね。ベーシックで測量計算と報酬額をプログラムを組んで、しばらく使っておりました。
当時買ったものは、現在ではまったく使えないものばかりですが、ほとんど捨てておりません。と言うより、絶対捨てられません。
その中で唯一現役で働いているのは、このペンですね。
ボールペンの替え芯のサイズは、結構メーカーを超えて互換性があるので、時代時代の替え芯を入れて使っています。
パイロットのHI-TECH-Cの細い芯を入れていた時期もあります。
細くてくっきり書けて良かったです。
先日までは例のフリクションボールの芯を入れていました。今はフリクションの替え芯が有りますが、まだ無かった頃にフリクションの軸を壊して芯を取り出し、入れてました。
フリクションって消せるのが良いのに、ボディを替えたので消すためのラバー部分が無くて、出先で消しにくい思いをしました。(意味無いじゃん!)
最近のお気に入りはゼブラのSARASAの0.7mmを入れています。書き味がくっきりと滑らかで、やはり太めのジェルインクは書いて気持良いですね。
私にとってこのペンは、その時代の一番お気に入りの芯を入れた、結局一番お気に入りのペンでした。もっと高価なペンも持っていますが、きっとこれが一生付き合う一番のペンなんでしょう。