2012年11月21日水曜日

葉月の会 in福岡

18日、19日は福岡会で「葉月の会」が開催されました。

私が会長になってから4回目の葉月の会です。
2009年は高知、2010年は宮城、2011年は宮城、今年は福岡で開催です。
宮城で2回続けて開催されたのは、2010年は順番でしたが、2011年は被災地視察を兼ねて宮城でという事情でした。

葉月の会については以前のブログでもご紹介しましたが、宮城会で言えば亀山会長の頃に始まったものです。任意の7つの単位会のお付き合いで、何かを決定すべき会議と違い、情報交換と具体的会務運営の隘路を同じ立場で相談しあう会です。日調連の会長会議等の公式会議と違うからこそ、話題も多岐に渡り、一般論だけでなく具体的な事例にも踏み込んで議論ができます。

今回の会議もたくさんのテーマについて議論がなされました。
・今後の全国会長会議について
・会に対する苦情や相談への対応
・職務上請求用紙と本人通知制度について
・会費未納会員への対応、みなし退会規定適応について
・役員による事務所訪問(実態調査)について
・合同事務所の形態とその登録について
・支部とその助成金について
・土地家屋調査士の業務拡大について
・土地家屋調査士業務報酬額について
・国土調査法第19条5項について
・公嘱協会と法人会員の応札について
・研修会に出席しない会員に対する対応について
・ADR認定土地家屋調査士の活用について

議決を意識しないからできる、かなり踏み込んだフリートークだからこそ、その内容はお互いにすごく参考になるものでした。
毎年会議を持ち回りにするのも、開催地の若い理事がオブザーバーで参加しやすくなります。今回の福岡の若い理事の皆さん達の為にもとても良い勉強になったと思います。

参加した各単位会にこの成果は必ず生かされると思います。

葉月の会に限らずに、このように全国の土地家屋調査士全員がこのようなフリーでしかもお互いのために意見を言い合える環境がたくさん有れば、業界全体がとても良くなるという実感を得て帰りました。