その手帳には様々な役割があります。
スケジュール
プラン
ダイアリー
メモ
アドレス
etc.
それぞれの役割を1つの手帳で済ますか、複数の手帳に分散するか、それにデジタルを併用するか、等々、皆さん工夫しているでしょう。
私は基本的にデジタルはバックアップとして利用しながら、メインはやはり複数の紙の手帳です。それらの詳細は別の機会に書きましょう。
さて、実際にデジタルの方が得意な分野と、紙の手帳の方が得意な分野があります。
紙の方が得意な分野としてプランニングが挙げられるでしょう。
「あの予定は何日だっけ?」というピンポイントの検索は絶対にデジタルの方が強いです。この用途では、私はgoogle calendarを使っています。
でも以前も書いたように予定表の一番重要な部分は、予定の空白部分の把握です。
否応無しに入れられた予定よりも、その予定と予定の間の空白の期間に何をするかがとても重要です。
この部分はデジタルでは感覚として把握しづらいのです。
また月刊予定表のブロック表示は分かりやすいのですが、ページをめくった翌月1日に需要な予定が入っているときの感覚が掴み難いことがあります。
また来月の10日に何かイベントがあるとした場合、10日の位置に予定を書いただけでは物事は進みません。その日はゴールであって、その日に向かって準備するというプランニングがとても重要です。例えば5日前までにこれをして、3日前までにこれをするなどの計画が大切です。ですから、その日までの日程(距離感)の把握が必要です。
そこで、私がそのようなプランニングの為だけに数年前から使っているのが、CREATOR'S DIARYという手帳です。
このダイアリーの中身は下記のとおりです。
写真で見づらいでしょうね。写真をクリックして拡大してみてください。
上半分がバーチカル型の予定表です。
1ページ1週間の表示で、この写真の見開きでは2週間を表します。
ちなみに1ページは幅125mm × 高さ220mmのサイズです。
バーチカル型は、やっと最近流行ってきましたが、時間の空いている部分が視覚的に把握しやすいので、私は昔から便利だと思っています。
そして下半分がプロジェクト別プランニングができる表になっています。
これは汎用性があるので、ユーザーによって様々な使い方が期待できるでしょう。
さてこのダイアリーの一番の売りは、下記写真を見てください。
そうです。各ページが7m以上の一枚の紙で繋がってて、それがジャバラ折で畳んでいるだけです。365日+αが一覧できるのです。(12.5mm*52weeks+6pages=7250mm)
暦に関係ないプロジェクトのプランニングにはこのダイアリーに書き込むことで、予定と予定の間(距離感)など全体が把握しやすくなります。
2013年版では、あの「超」整理手帳でも同様なもの(ロング)を発売したようです。
あちらはA4判を四つ折にしていますので、他の資料とサイズ的な互換性がありお勧めです。
私は最初に始めたCREATORE'S DIARYに敬意を表して、今年も買いました。