2012年6月1日金曜日

来賓の挨拶は難しい

先週5月26日には、宮城県司法書士会の定時総会にお招き戴きました。宮城県土地家屋調査士会としても、長年お世話になっている司法書士会の総会ですから、喜んでお伺い致しました。

ここで土地家屋調査士会会長は、来賓として祝辞を申し上げることになっています。
私も会長を3年やっておりますので、結構場数は踏んで来ていますが、この挨拶がとても難しいですね。私研修会の講師なら、原稿無しで何時間お話ししても問題ないのですが、ご挨拶は未だに苦手です。

そもそも、総会で来賓の挨拶を楽しみにしている人は、おそらく一人もいないはずです。

「早く終わらないかな、飽きたな、でも携帯いじっている訳にもいかないし・・・」というよういなことを考えているだろうなと、私自身の経験から十分想像できる訳です。

かといって、誰も聞いていないからとあまり適当な挨拶だと、私だけでなく土地家屋調査士全体が馬鹿にされます。だから会長として、大人として、やはり考える訳です。


総会等のオフィシャルな挨拶は、必ず守らなければならないルールが有ります。
自己紹介、お招き戴いたお礼、表彰受賞者への祝辞、組織同士のご挨拶、調査士会の活動紹介、お祝いの結びetc.外せないフレーズが、いくつか有ります。
でもそんな定型的なことだけ話すれば良いかというと、それも聞いている方がつまらないですね。というより話している方もつまらないのです。

とは言え、会長としての考えや想いを込めて勝手なことを言い過ぎて、他の会で寝た子を起こし、その後の総会を乱す様なことも言えません。
うーん、難しいですね。

ところで、明日は、宮城県行政書士会の定時総会にお招き戴いているんですよね。