本日6月12日は、6月常任理事会と第2回理事会が開催されました。そして本日の理事会は私が会長就任して以来、最短で終わった理事会でした。
会議の方法については、以前も書きました。
会議の内容によって方法を使い分けることもありますが、基本的にはこの方法で会議をしています。
私は、会議では常に報告事項が大切だと言い続けています。
何度も書いていますが、しっかりと問題の背景まで、会議出席者が共通理解できれば、問題に対する答えは自ずと決まってきます。
世間の会議は「報告事項は書いてありますので」と言って、おろそかにして、協議事項に急ぎがちです。でも、実際に書いてあるものを読んで、本当に理解できる人は少ないものです。
かみ合わない議論が続く会議は、そもそも参加者の問題に対する理解の前提が違うことが原因です。その部分に努力を払う必要があります。
だから、私が会長になって始めの頃の常任理事会や理事会は、研修会のような状態でした。
会長報告が30分くらい必要でした。
何しろ会長の一ヶ月を報告するのに「何が起こって、何を拠り所に、どう判断して、どう行動したか」を説明しないで、ただ「こう決まりました」と報告しても、ほぼ意味が有りませんので。
そのように、宮城会ではお互いに、内容を背景まで理解することに重きを置いてきました。
今回の会議が短くなったことは、それを続けてきた成果と考えています。
私自身も、確かに「ここまで解説しなくても、理事は分かるところまで来た」という実感があります。
友人同士でも同じです。
最終的判断が違っても良いのです。
物事の共通理解があって「何故あいつはそう考えるのか」が分かれば、喧嘩にはなりません。