2012年5月17日木曜日

明日へ 前向きな方向性

NHKの東日本大震災プロジェクトとして「明日へ-支えあおう-」という番組があります。
毎週日曜日午前10時05分から10時53分の番組です。
番組内容は以下のとおりです。


未曽有の大災害となった東日本大震災。被災地は、さまざまな課題を抱えながらも、復興への一歩を歩み出そうとしています。
震災の瞬間、人々は何を考えどう行動したのか、それを克明に語る証言の数々。今、被災地の人たちはどのような困難に直面し、何が必要なのか。苦しい中で復興をめざす人々をサポートしようと東北に赴く研究者たち。日本を愛し、被災地を励まし、手を差しのべようとする海外の著名人たち。こうした多角的なアングルで、震災そして復興への道のりをお伝えします。

以下のサイトに紹介があります。
この番組だけでなく、他の関連番組と、震災に関する情報をまとめています。
http://www.nhk.or.jp/ashita/bangumi/

やはりキーワードは「明日へ」でしょう。
支援者も被災者も「明日」という未来を目指さなければ、その場限りの生活用品で終わります。
「私たちはここを目指すから、その間少しご支援戴きたいのです。」という「方向性」を持つ必要があります。

また「あなたも復興サポーター」という1分間の番組があります。
http://www.nhk.or.jp/ashita/supporter/


震災から1年あまり。被災地では復興に向けて、まだまだたくさんの支援を必要としています。
被災地以外のみなさんが気軽に支援に参加する方法を、随時紹介していきます。今日からあなたも復興サポーター!


僅かな負担で支援をする方法を紹介していますし、各々のプロジェクトの工夫に感心します。
また支援する方も、自分の支援がどんな人々のどんな役に立っているかが理解できるので、役に立つ実感があります。


支援する方も支援を受ける方も、いつまでもメソメソしたウェットな関係でいる時期ではありません。
むしろ、それを意識しすぎるとお互いに長続きしません。
共通認識による「前向きな方向性」を持って、動くべきです。

支援を受ける側は、遠慮無く支援を受け、その替わり、少しでも早く自分の力で動けるように努力を続け、ちょっと余裕ができたら全国にお返しをする、という気持ちを持っていれば、気が楽でしょう。

大震災からまだ一年で世間の話題から消えかかっている今の風潮で、NHKの継続的なこのような取り組みは本当にありがたいものだと思います。

あのアメリカを旅していたリトル・チャロも今は東北を旅してくれていますし。


明日へ・・・