2015年2月14日土曜日

今はこれしかできない丼

東日本大震災から、まもなく4年ですね。
昨年12月6日に相馬まで開通した常磐自動車道で相馬に行ってきました。
今年3月1日には常磐富岡IC-浪江ICが開通し、ついに仙台〜東京の全線復旧します。
これからは、交通の流れが変わり、流通の量が変わり、人々の気分も変わり、更に復旧復興が加速するはずです。

さて、昨日相馬市役所の向かいの「和食レストランまる久」で戴いたランチは

「今はこれしかできない丼」です。


メニューに説明書きがありました。

米、野菜、魚
相馬の農家と漁師の食材にこだわりました。
ほとんどが地元の材料です。
入荷状況により、こんだては変わりますが
今後安全が確認された食材で
メニューをふやしていきたいと思います。

相馬の米、野菜、魚だけで作った食事です。
相馬産コシヒカリ100%のご飯と、小女子と野菜のかき揚げ天丼。
タコの刺身など。
美味い。

これから相馬も、もっともっとたくさんの食材が使えるようになるでしょう。
また定期的に食べに行ってみます。




*蛇足です。
お店では調味料等に関しては他県産が含まれるとし、石巻の鰹節、日高の昆布などを使用していると丁寧に説明しています。

福島の食材は、このように常に正直に説明して、安全確認されたものを全国に出荷しています。今、少しでも嘘をついたら、将来に向けて二度と立ち上がれなくなる致命的な打撃を受けるからです。
しかし風評に踊らされて、福島と聞いただけで拒否し、その一方で隣国のはるかに怖ろしい食材を食べている人達がいます。 
残念です。