先月の日調連総会で「土地家屋調査士の日」が制定されました。
昭和25年7月31日の第8回臨時国会員おいて、議員立法による土地家屋調査士法が可決し、同日施行された日に由来します。
日調連では、この土地家屋調査士の日を記念日として制定することにより、土地家屋調査士会員の各々が、「不動産に係る権利の明確化を期し、国民の信頼に応える」という社会的使命を再確認する機会にするとともに、市民の皆様への土地家屋調査士制度の役割をPRする機会とするとのことです。
あらゆる業界に「○○の日」があります。ほぼ毎日何かの日になっています。
「表示登記の日」は4月1日、「法の日」は10月1日でしたね。
今月の変わり種では、26日が「幽霊の日」、30日が「プロレスの日」だそうです。
だいたい何かの発足の日を記念日にするか、5月8日は「ゴーヤの日」のような語呂合わせで記念日を決めるか、があるようです。
資格業界では、「行政書士の日」が2月22日、「税理士の日」が2月28日、「弁理士の日」が7月1日、「公認会計士の日」が7月6日と定められているようです。
記念日が必要かどうかということについては、目くじら立てて議論する必要もないでしょう。
日調連が言っているように、広報的にも、会員が自覚を持つためにも、という理屈はそのとおりでしょうし、そもそも、記念日は無いより有った方が楽しいでしょう。
その日をネタにイベントも企画しやすい訳だし、そのイベントの打ち上げをすると考えれば、土地家屋調査士の日の7月31日は、とてもビールの旨い季節である訳ですし。
誕生日だって、いくつになっても嬉しくないですか。
・・・私だけですか。
記念日といえば、一時「10年目の結婚記念日はスイートテン・ダイヤモンド・・」とかいう、とんでもないCMをテレビで流していて、密かにプレッシャーを受けていたときの言い訳を思い出したので、書いてみます。
「誕生日ならプレゼントという理屈はわかります。でも結婚記念日は二人のものですね。片方が一方的にプレゼントするという理屈は、二人で祝う記念日を冒涜しているような気がします。」
えっ、言い訳が成立したかって?