この相談会開催と運営については、各支部と会員の皆様には、多大なご協力を戴いておりますことを、心から感謝しております。
さて、その相談会の相談の中身を見ていると、多岐にわたる相談が来ています。相談にいらっしゃる被災者の方々は、相談員が何の資格だろうが、何でもかんでも聞きたいということで、本当に様々な質問をされています。
それに対して、もちろん他の資格業法に抵触するような回答はできませんが、質問が他の資格業の分野であっても、その理論や回答内容が頭に入っていると、相談者のために手戻りのない回答はできると考えます。
先日の「新役員になった人へ」にも書きましたが、私たち役員自身が今一番知りたいことを企画することが会員の皆様の役に立つと考えて、まさに今の時期お客様と会った際に相談される可能性のある案件をピックアップして解説する研修会を今回企画致しました。
来る7月21日に開催いたしますので、是非ご参加ください。
以下は、先日のメール便に入れてお届けした研修会の案内です。
宮調会発第163号
平成23年6月28日
会 員 各 位
宮城県土地家屋調査士会
会長 鈴木 修
「震災相談事例に学ぶ」研修会開催について(通知)
日頃は会務運営に対し、ご理解・ご協力を頂き有難うございます。
さて、今回の東日本大震災に関連して、当会にも多種多様な相談が寄せられております。
会員の皆様におかれましても、被災者の方、取引先等より様々な質問が出され、相談内容によっては、対応に苦慮することもあるかと思います。
そこで今回は当会顧問の斉藤睦男弁護士に「震災相談事例に学ぶ」と題しまして、当会に寄せられた相談事例及び弁護士会に寄せられた相談事例に対し、法解釈を中心にご講義を頂く事にいたしました。
なお研修部で考えた、地震により生じると思われる諸問題(相隣関係、土地・建物関係、借地借家関係、相続関係)の回答も併せてお願いしておりますので、会員の皆さまには是非ご参加下さいますよう御案内申し上げます。
記
1.日 時 平成23年7月21日(木)
午後1時30分~午後4時30分
2.場 所 仙台市青葉区支倉町2番48号
「宮城県建設産業会館 1階 大会議室」
3.内容・講師 「震災相談事例に学ぶ。」
講師 宮城県土地家屋調査士会顧問
弁護士 斉藤睦男先生
CPDポイント:3ポイント
4.そ の 他 会員証でCPDポイントをつけますので、忘れずにご持参下さい。