あの忌まわしい東日本大震災から丁度3ヶ月が経ちました。
3ヶ月過去の話ではなく、3月11日14時46分から3ヶ月続いている大災害です。
今日現在で、死者15,413人、届け出がある行方不明者8,069人、避難者88,361人です。
3ヶ月間未だに毎日死者の発見がされています。
宮城県だけでも10日(昨日)に10人、9日に20人、8日に4人・・・と遺体発見の無い日が無いのです。
地盤が下がった沿岸部では、毎日満潮の度に浸水になっています。
海からのヘドロが乾燥し、粉塵となり、衛生状態が心配な地域も多いです。
4月7日の余震でヒビの入った沢山の建物(私の事務所を含む)も、もう一度大きな余震が来たら心配です。
もちろん、福島の原発に至っては、まだまだ進行中の大災害です。
これからの処理次第ですが、復興に手がつけられないのです。収束までにとても長い年月がかかる災害です。心から気の毒に思っています。
ですから、東日本大震災は3ヶ月前の災害ではないのです。
無事に残った人間は、そろそろ「わがまま」を言い出し始めています。
いままで我慢したんだから「わがまま」を言うなとまでは言いませんが、まだまだ地域の仲間が苦しんでいますので、自分の心の中の5%でも仲間と地域復興を思ってくださいませんか。
全員が良くならないと、宮城も東北も日本も良くなりませんので。