ソニーが世界初の有機ELのテレビを発表したのは2007年秋でした。
それが電子ペーパーと有機ELパネルの組み合わせで大型の電子ポスターが発表されました。これは面白いです。この分野はこれから工夫次第でかなり広がりますね。
映画「マイノリティ・リポート」でトム・クルーズが、近未来の街を逃げ廻っている時に、トムを認識して個人に特化した内容を、店先のポスターが話しかけたりしたことを思い出しました。
そういえば、この映画でトムが壁いっぱいのディスプレイに向かって、両手を動かして、ファイルを選んだり、拡大したりするシーンが有りました。あれなんか、今考えれば、iPhone OSでやっているインターフェースですね。
さて、以下がソースです。
マイコミジャーナル http://journal.mycom.co.jp/news/2010/10/07/021/index.html
大日本印刷(DNP)は10月7日、紙の印刷物にツイストボール方式の電子ペーパーと、有機ELパネルを組み合わせ、変化する絵柄や文字を表示できる電子ポスターを開発したことを発表した。
同社は、2009年4月に有機ELと無機ELを一体化した「光るポスター」を開発していたほか、同年9月に、ポスターの全面がスピーカーとなって音声を出す「しゃべるポスター」を開発していた。また、2010年9月には、生活者の会話を周囲の人に聞こえないようにするスピーチプライバシー用の音楽データ生成ソフトを組み込んだポスターの開発にも成功していた。
今回開発された電子ポスターは、印刷用の紙の基材、電子ペーパー、有機ELパネルで構成されており、電子ペーパーには、球体状の微粒子を半球ごとに白と黒に塗り分け、この粒子をシート状に配列して電極で挟み、電圧を加えると粒子が回転して、2色のどちらかが前面に出て色を表示するツイストボール方式が採用されている。色は黒以外では、赤、青、緑色のいずれかを表示することができるため、表示色は白-黒、白-赤、白-青、白-緑の4パターンから1つを選択することが可能だ。
一方の有機ELパネルは、可変文字情報を単色で表示することが可能で、これらを併せた電子ポスターのサイズはB5判(182mm×257mm)から、B0判(1030mm×1456mm)まで幅広く対応することが可能となっている。
なお、同電子ポスターの実証実験として、プロサッカーチームのJ1ベガルタ仙台の応援ポスターを作成、2010年10月から12月まで仙台市内の同チームオフィシャルショップなど5カ所に設置して、ポスターの耐久性や稼働状況、試合観戦の誘客効果などの検証が行われる予定となっている。
実証実験用の電子ポスターは、印刷された絵柄の中央に電子ペーパーを配置、サッカーボールと文字の色を白から黒(あるいは白から青)に変化させるほか、ポスター左上部に透明の有機ELパネルを配置、適宜更新される試合日程やお知らせなどの文字情報を表示する。一方の有機ELパネルは、可変文字情報を単色で表示することが可能で、これらを併せた電子ポスターのサイズはB5判(182mm×257mm)から、B0判(1030mm×1456mm)まで幅広く対応することが可能となっている。
なお、同電子ポスターの実証実験として、プロサッカーチームのJ1ベガルタ仙台の応援ポスターを作成、2010年10月から12月まで仙台市内の同チームオフィシャルショップなど5カ所に設置して、ポスターの耐久性や稼働状況、試合観戦の誘客効果などの検証が行われる予定となっている。
実証実験用の電子ポスターは、印刷された絵柄の中央に電子ペーパーを配置、サッカーボールと文字の色を白から黒(あるいは白から青)に変化させるほか、ポスター左上部に透明の有機ELパネルを配置、適宜更新される試合日程やお知らせなどの文字情報を表示する。
えっ?「結局、ベガルタ仙台に使われるところを紹介したかっただけだろう。」だって?