6月28日に長野会長野支部の皆さんが、被災地視察旅行に来てくださいました。以下は宮城県土地家屋調査士会館前の集合写真です。
28名の皆さんのご参加がありました。
長野からのバスによる長旅にもかかわらず、たくさんの皆さんがご参加くださり、感謝しております。
初日に、このブログでも何度か紹介している仙台市青葉区折立地区を視察してもらいました。
いつも申し上げているように、真っ新になった海辺の問題も深刻ですが、地籍的には地形地物が残ったまま地殻変動した地域はとても難しい問題を抱えています。
ここは例の直線道路です。
両側には建物が建ち並んでいたのです。
その後宮城県土地家屋調査士会の会館に移動して、大震災と土地家屋調査士について、少し説明をさせて戴きました。長野支部の皆さんは、資料を読み込んで、事前にたくさんの質問も準備なされて来て、積極的な態度がとても嬉しく思いました。
松島に宿泊され、地元にもお金を落としてくださったようです。
そして翌日は震災語り部の案内を受けながら石巻方面を視察なさりました。
私は石巻には同行できませんでしたが、良い視察をして戴きました。
震災を忘れずに来て戴けることは、とてもありがたいことです。
私達もできるだけご協力させて戴きます。
被災地に行くからと言って、あまりストイックに考えなくても結構です。
観光旅行的な視察でも土地家屋調査士が見れば、必ず専門家の目になります。
何かを感じることができると思います。
以下、平井支部長から戴いたメールから抜粋させてください。
石巻の津波被災地は圧倒されました。
自分の目で見て、肌で感じることの大切さを再認識し
それと同時に、被災された方の心情がどれほどのものか、大変胸が痛む思いです。
まだまだ、まだまだ時間がかかりそうですね。
長野支部の皆さん、ありがとうございました。