2013年7月5日金曜日

長野支部被災地視察旅行その後のお便り

長野支部の被災地視察旅行については、先日のブログでご紹介致しました
その後も長野支部の皆さんから嬉しいメールを戴いております。
以下長野会松本誠吾副会長から戴いたメールの一部をご本人の了解のもとに転載させて戴きます。

(略)
翌日は松島巡りの船に乗り、船内で島の案内をしてくれていた女性が突如「私は親も子も失いました、だだ一つだけ増えたものがあります、きれいな海が戻りました」と言っていました。あの津波の映像が信じられないほどの穏やかな海に、人ごととは思えないほど恨めしさを感じました。
船を下りる際には私も含め、生わかめ、牡蠣野水煮など沢山の方が買いもとめていました。
石巻に於いても多感な平井君と同様な感想です。何度も見た地形と同じ場所に立ち、上段と平地部でのまさに天国と地獄を感じました。
長野も河川水害、地震の多い処です。江戸末期、善光寺地震では一万人近く無くなったという記録があります。火災と自然ダム湖の決壊です。
地滑り防災学の先生が「何で山がこんな形をしているか判るかね、みな水で流され、こうなったんだよ」と言ってました。
(略)
我々の支部旅行はなかなかのものとなりました。あまり沢山来られると大変でしょうが、発信され沢山の会員が訪れたら良いと思いました。
(略)

先日の平井支部長も今回の松本副会長も、「やはり映像ではわからない、現地に来なければわからないことがある」とおっしゃってくださいました。
宮城会ではお声をかけて戴ければ、できる範囲でお役に立ちたいと思います。
一昨年の東日本大震災では、全国の皆さんから戴いた多大なご支援を戴いております。
長野支部の皆さんのように、被災地を見て戴いて、皆さんの地元の防災にも思いを巡らす切っ掛けになることが、ほんの僅かではありますが、今私たちができる恩返しと思っておりますので、ご遠慮なくご相談ください。