2012年10月9日火曜日

私のノートたちの役割

ノートにはいくつかの役割があります。
私は以下の4つに分類しています。

  1. input
  2. idea
  3. arrangement
  4. archive
1.input 入力

対外的な新しい情報を瞬時にメモする機能です。
走り書きすることになるので、最終的にそのまま保存する訳でもなく、あとでまとめる必要が有るものです。
できるだけ取り出しやすく、入力しやすいものが良いと思います。
A7のリングノートなどが使いやすいと思っています。
書いた後、まとめる時間がない場合は、メモページをリングから切り離して、暫定的に3.のノートに張り込んだりしていました。
一時は76.2mm*76.2mmの付箋をメモ代わりに使って、次々に他の該当ノートに貼り付けていた時期もありました。
今はリングノートを携帯のカメラで撮って、クラウドに送ってしまうという方法も多くなりました。

2.idea 発想

様々な事柄を考えるときに、目の前に紙をおいてアイディアを描きながら考えると、閃くことがあります。やはり頭の中を書き出すことはとても重要だと思っています。
この場合のノートはできるだけ大きい方が良いのです。
ノートの限界が思考の限界になることがあるからです。
一番のお勧めは大判のスケッチブックです。
罫線に思考を邪魔されずに大きく描くことができ、その割に安いので、気に入ってます。
一時はモレスキンの無罫線を使っていたのですが、とても高くて気軽にアイディアを描き込むのがためらわれ、意味がないと思いました。この用途ではスケッチブックがベストです。
色を入れるにも、もともとどんな筆記具も受け容れる用紙ですし。
ただし、私の場合、考えたくなるときは大抵オフィス外です。
持ち歩く合理的な限界を考えるとA4判程度のスケッチブックを一冊バッグに入れています。

3.arrangement 整理

あらゆるメモや発想を一度整理しなければなりません。
私の場合はメモや発想を一度大きなノートに仮張りして整理することがあります。
ばらばらのメモは、結局ばらばらの価値にしかなりません。
これは整理用と割り切ったノートがあると、使いやすいかも知れません。
これも大きめのスケッチブックが理想ですが、私はこの作業を移動中にすることが多いので、A5判のノートで、見開きA4のスペースを代用しています。

4.archive 保存

上記の作業で出てきた情報を保存しなければなりません。
保存は保存することが目的では無く、活用することが目的なので、検索や二次活用が大事になります。また将来検索して二次活用するデータである必要があるので、何でも残せば良いと言うことでは無く、考えて残すべきと思います。
不要な情報をたくさん残すと、検索するときのノイズになります。
もっとも最近はこれらの紙の情報と電子データをミックスして保存することにより、検索方法が変わります。以前ほどノイズを気にしないで済むようになりました。
私は紙情報はA5判のノートに時系列で検索できるようにしており、キーワード等の検索をコンピュータに任せる方法を採っています。