仙台市で土地家屋調査士事務所を開業している鈴木修の個人ブログです。 2015年5月まで宮城会員や全国の土地家屋調査士の新人に向けて書いてきた「宮城県土地家屋調査士会の会長ブログ」を、そのまま個人ブログに引き継いだものです。 土地家屋調査士の制度や専門家としての事務所経営の考え方を書いてみたり、個人的な趣味や今考えていることについても書いていきます。興味のある分野だけ拾って読んでみてください。
2012年10月26日金曜日
★早く決断することが正解
昨年の東日本大震災を経て、なお一層強く確信したことに以下の考え方があります。
「選択はどちらであっても、早く決断することが正解」ということです。
実際に毎日迷うことはたくさんあります。
「今日のランチは何を食べようか」というような軽い選択から、人生が賭かっている重い選択まで、毎日様々な選択をしています。
「熟慮する」とか「検討する」と言う態度は、一瞬良さそうな気がしますが、実際は何も決められない人の言葉です。
「時機が来たら」という選択する人に、おそらく一生その時機は来ないでしょう。
私は被災地で一瞬で判断しなければならないことを経験してきました。
選択はどちらでも「早い決断が正解である」ことを身に染みて理解しました。
「迷うくらいの選択を、一瞬で判断せよと言うことは、とても乱暴ではないか」という意見も有るでしょう。
でも、あなたが常識人なら、話にならない選択肢は最初から外れていますので、選択肢の俎上にも上らないはずです。
だから迷うくらいの選択肢は、どれを選択しても誤りではない筈です。
80点か70点かの程度の違いでしょう。
100点満点を狙って熟慮しても、そんな満点の選択肢は滅多に有りません。
むしろ満点を狙って、いつまでも決められず、時間切れ、つまり零点になる人が多いようです。
早く選択して動き出すと、時間的余裕も有り、場合によっては70点を80点に修正する余裕も有るかも知れません。
仕事もそうですね。
嫌な仕事こそ、さっさと終わらせなければなりません。
後回しにしていると、どんどん問題が大きくなりますね。
よろしければ、大震災前に書いた2010年5月25日のブログ「★15分で結論を出す」もご覧ください。