2012年9月16日日曜日

山口市菜香亭で土地家屋調査士を語る

先週末山口会研修会に講師としてお招き戴きました。西本聡士会長のもとに役員がよくまとまっている会だと感じました。

そしてその研修会の翌日は山口青調会の勉強会に参加しましたた、その会場に驚きました。山口市菜香亭です。


上の写真は菜香亭のホームページからの写真です。
私のiPhoneでは全体が撮影できなかったのでオフィシャルのものを紹介します。とても素晴らしい建物です。
明治10年から平成8年まで営業していた歴史ある料亭を移築復元したものだそうです。
そして井上馨が「菜香亭」と命名して以来、歴代の日本の総理がここを訪れ、日本の未来を語りあった場所です。



大広間です。近代日本を創った政治家の書がありました。
左が木戸孝允、正面が参上実美、右回りに伊藤博文、山形有朋、寺内正毅の書です。
他にも岸信介、佐藤栄作、田中角栄等々、最近では安倍晋三までの多くの書がありました。
この料亭で、明治、大正、昭和、平成と長い時間、日本のの未来が語られたのかという感慨をもって見学しました。




会議前に見学している山口青調会会員です。



その施設をとても安価な料金で一般利用できることも驚きでした。
こんな素晴らしい施設の一室を山口青調会の勉強会で使うことができるのです。
この写真は会議をした部屋から見た庭園です。

さて、全国の若い人たちは皆、今をどう生きるかを悩んでいるようです。
今の生き方は、今のことだけ考えていると解決しません。
今の生き方は、未来の方向を決めないと、決められないのです。

明治維新直後から平成まで、近代日本の様々な困難の中で、時の政治家が日本の未来を夢見て語り合ったこんな歴史ある素晴らしい施設で、長州の末裔の山口青調会の皆さんと、土地家屋調査士の今と未来のお話しをしてきました。