2012年9月11日火曜日

まだ見ぬ明日

2013年の手帳商戦が始まりました。
毎年手帳の発売時期が早くなっています。
文具店に手帳が並ぶと嬉しくてすべての手帳を見て歩きます。
今年も各社知恵を絞った新製品が並び始めました。

私はご存じのように文具好きです。
特に手帳にはとても想いがあります。
私は中学生の頃の生徒手帳の改造から始まり、毎年毎年、その年代の自分の生活に合わせた手帳を工夫して、肌身離さず生きてきました。
私の手帳には私の半生そのものが入っています。

私の手帳への想い、活用のノウハウ等々書き始めれば、数冊の本が書くことができるでしょう。
それなのに、他の文具のことを気軽に書いていながら、手帳についてはあまりこのブログで紹介していませんでした。
おそらく、文具の中でも特別の存在で、想いがこもり過ぎて書きたくなかったのでしょう。

最近分かりました。
なぜ手帳が好きなのか。

来年の真っ白なページに
来年のまだ見ぬ自分がそこにある

来年のこの日はどんなことが待っているのか
来年のこの日はどんな自分になっているのか

手帳の真っ白な空白は私の未来で埋まるのです。
その未来は、大きな夢、小さな夢、それらの夢で空白が埋まるはずです。
だから嬉しいのです。

手帳は、夢や望みを確認して、未来を一緒に切り開くバディなのです。


人は未来があるから今日を生きられます。
未来に夢があればあるほど、濃い今日を生きられます。


今東北には未来を描けない人達がいます。
努力しても自分たちだけでは未来を作ることができない人達がいます。
来年の手帳に何を書いて良いか分からない人達がいます。

手帳を見に行って考えました。