2012年12月19日水曜日

震災報告会~被災地視察バスツアー

先週の震災報告会の企画で一番の目玉はバスツアーでした。

私たちの言葉でお伝えした被災地の現状を、皆さん専門家の眼で実際に見て欲しかったのです。
映像を何回見ても映画と同じですから、現地体験しないと分からないことがあります。
ご自分で土地に実際に降り立たないと、実感が分からないはずです。

そこで以下のバスツアーを企画したのですが、全国から参加なされた大勢の土地家屋調査士の方々がツアーにも参加されて、とても嬉しく思いました。

14日
折立蒲生方面半日コース

16日
A 閖上山本方面半日コース
B 石巻女川方面一日コース
C 気仙沼、陸前高田方面一日コース

以上企画しましたが、全部で250名を超える参加者がありました。
この他にも独自でバスをチャーターして動いてくださったグループも数台有り、土地家屋調査士の意欲を感じました。

私は添乗員として、Bコースのバスに乗りました。
石巻女川方面は何度も行ったところです。
しかし、いつも何か目的地を目指して通っていたので、全体視察という眼では見ていなかったことに気が付きました。
私にとってもツアーは新鮮な部分がありました。


女川です。被災した建物がそのまま残っています。
以前この周りは建物が建ち並んでいました。




石巻の門脇小学校です。創立明治6年の由緒ある学校です。
皆で視察しました。
大津波に襲われ、更に火災に襲われたところです。
ほとんどの児童は無事だったようです。




焼けただれた校舎です。




校舎には「門小ガッツ、僕らは負けない」という横断幕が貼ってありました。

そうです。
僕らは負けないのです。