また先週末7月29日女川町の被災調査に行った際の写真からです。
先日お知らせしたとおり、現地は何も変わっていません。
がれきが大まかに分別され、その積み方が変わった程度です。
以下もその写真です。
ここに見える範囲でも十数世帯の宅地が有った部分です。
住宅地だったと紹介しないと、あたかも山奥の産廃処理場にしか見えないかも知れませんね。
調査のために歩いていると、分別された一角に何か集められているようです。
近づいてみたら神様達でした。
がれきの分別作業の皆さんが、瓦礫の中から発見して、さすがに燃やすがれきと一緒にはできず、他のがれきとは別に「分別」されたのでしょう。
この神様達は、お祀りしていた家族の家を守ることができなかったようですが、家族の命は守ることができたのでしょうか。
神様自らが海水に浸かり、泥にまみれ、きっと地域の方々を守ってくださったに違いありません。
神様達の笑顔を見てそう思いました。
合掌しました。