2012年5月10日木曜日

細切れの時間を集める


15分の空き時間が有っても、何もせずに過ぎてしまうことが多いでしょう。
でも1時間の空き時間があれば、いろいろできますね。
ですから、散らばっている15分の空き時間を、4つ集めれば良いだけなのです。


時間管理の話をもう少し書きます。
昨日のブログに以下の文を書きました。

「空き時間をできるだけ一カ所に集める工夫をします。
45分の空き時間が午前と午後に1カ所ずつあるのなら、どうにか予定を移動して、1カ所に集めて90分の空き時間を作るのです。90分の空き時間はとても貴重なものになります。空き時間はまとまればまとまる程、できることの可能性が広がります。」


もう少し具体的に書いてみましょう。
10時に他人とお約束をするとします。内容は30分で終わり、移動に10分かかるとします。でも、もしかしたら少し挨拶等で延びるかもしれないから、次の約束を11時に入れるのが普通です。でも本当に30分で終われば、移動を入れても20分がロスタイムになります。細切れの時間が一日のうちにたくさん散らばることがとても無駄なのです。

こういう場合に、私は敢えて10時45分にアポイントを入れることがあります。
10時のお約束の相手には、「申し訳ないけれど10時45分にお約束が入っているので」と言えば、間違いなく30分で終わるでしょう。
11時ではない10時45分という中途半端な時刻でお約束した相手は、心理的に遅刻できない気分になるはずです。こういう約束方法は、遅刻のロスタイムが減ります。

この浮いた15分を11時の相手との約束の後に廻せる訳です。
相手に迷惑をかけずに自分でコントロールできる予定は、積極的にこの時刻で良いか考えるべきです。
それによって、もう少し時間が生み出せるはずです。

人間「ぼーっ」とするような無駄な時間も必要です。
でもそれは突然に現れた15分では「ぼーっ」もできません。
しっかり「ぼーっ」とするためにも、まとまった時間が欲しいですね。